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ライブコマースの始め方とは?成功に近づけるコツや準備すべき内容を紹介!

コラム_ライブコマース始め方
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動画広告市場が成長している近年では、ライブ配信を通じて商品を宣伝・販売する「ライブコマース」が多くの人に注目されています。

企業の担当者のなかには、ライブコマースを始めたいものの何を準備し、どのように進めればよいのか理解できていない企業の担当者も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ライブコマースの始め方や成功に近づけるコツを未経験の人に向けてわかりやすく紹介します。なお、ライブコマースとは何かを理解できていない人は、以下の記事を参考にしてください。

ライブコマースとは?メリット・デメリットから成功させるためのポイントまで徹底解説!

また、弊社ホームページでは、さまざまな動画に関する資料を多数ご用意しています。ライブコマース以外の方法で商品やサービスを宣伝したい人は、以下も参考にしてください。

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ライブコマースの始め方:事前に準備すべき内容

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ライブコマースを始めるにあたって、事前に準備すべき内容は主に5つあります。

ここでは、まず何を準備すべきかを正しく把握しましょう。

配信する商品

ライブコマースを実施するにあたって、初めにどのような商品を配信で訴求するか決めましょう。

配信の強みを活かしたい場合は、その場で魅力や効果が伝わる商品を選ぶのがおすすめです。例えば、実食できる食品や、メイクを実演できる化粧品などはライブコマースに適しています。

また、商品の選定内容によって得られる効果は異なります。例えば、自社のブランドイメージに近い商品を中心に選べば、ブランディングの強化が可能です。その商品によって視聴者が受ける印象や、配信の雰囲気などを客観的にイメージして選びましょう。

配信の目的・ターゲット

次に「何のために」「誰に向けて」配信するのかを明確にすることも大切です。目的やターゲットが明確になっていれば、2回目以降の配信戦略も立てやすくなります。

目的やターゲットが不明確だと、自社・視聴者の双方にとって価値のある配信にはならないでしょう。

配信の目的は、企業によって異なります。例えば、単に商品の販売促進だけでなく、認知度向上やブランディングを目的とするケースもあります。

また、ターゲットの年齢層や性別が変われば、好みの傾向も異なるでしょう。出演者や配信場所を決めるうえでも、ターゲットに好まれやすい選定ができると配信の印象がよくなります。

商品・サービスに関心があるユーザーに配信を視聴してもらうためにも、事前に目的・ターゲットを明確にすることが大切です。

配信プラットフォーム

どの配信プラットフォームを用いて配信するのかも、決めておく必要があります。

ライブコマースの配信に用いるプラットフォームの選択肢は、大まかに次の3つです。

・ライブコマース向けの配信プラットフォームを利用する
ライブコマース向けの配信プラットフォームには、「Amazon Live」や「楽天市場ショッピングチャンネル」などが存在します。これらを利用すれば、自社サイトがない場合でもライブコマースの配信が可能です。人気の配信プラットフォームを用いることで、多くのユーザーからの集客を狙えるでしょう。

・SNSの配信機能を利用する
「Instagram」や「YouTube」といったSNSの配信機能を利用して、商品を宣伝することも可能です。また、SNSであれば、スマートフォンがあれば手軽に始められるメリットがあります。ただし、配信した商品を直接販売できる機能が備わっているとは限らないため、販売ページへの誘導が必要です。

・自社のサイトやアプリ上で配信する
自社のサイトやアプリにライブコマースの機能を搭載すれば、他社サービスを利用せずに配信が可能です。この方法であれば、ファン層を効率よく集客できる、独自の機能を搭載できる、といったメリットがあります。ただし、ライブコマースの仕組みを導入するための開発費用が発生するので、多額のコストが必要となるでしょう。

配信に用いる場所・機材

ライブコマースを行うには、配信場所や機材の確保も必要です。

どのような場所・機材を用いるのかによって配信の品質が変わるため、慎重に選ぶようにしましょう。

例えば、明るい場所のほうが商品の魅力を引き出せるため、視聴者の印象がよくなります。自社オフィスに適した場所がなければ、撮影に適したスタジオを借りることをおすすめします。

また、スマートフォンで配信すれば費用を抑えられますが、専用の機材を用いたほうが映像の品質は高くなるでしょう。

配信の担当者

ライブコマースの配信に携わる担当者の選定も必要です。

具体的には、商品を宣伝する出演者だけでなく、撮影スタッフや現場の管理者なども選定しておく必要があります。

特に出演者は、視聴者の印象に直結する大切な要素です。費用はかかるものの、芸能人やインフルエンサーを起用すれば集客・宣伝効果が高まります。

一方で、費用を抑えたい場合は、自社内で配信に適した人材を選定するようにしましょう。

弊社プルークスでは、動画制作だけでなく配信についてもサポートしております。企画から配信まで一貫して対応できますので、工数がかけられないなどのお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。

ライブコマースの始め方:実施する際の5つのSTEP

コラム_ライブコマース始め方

ライブコマースの事前準備を済ませたうえで、初回配信の実施に移りましょう。

ライブコマースの初回配信を実施する際の大まかな流れは、次の5STEPです。

1.打ち合わせ・台本作成

まずは、初回配信に向けての打ち合わせや、台本の作成が必要です。

配信の日程や当日の段取りなどを各担当者と話し合い、認識を合わせておく必要があります。社外の芸能人やインフルエンサーを起用する場合は、事前に商品の魅力を伝えておきましょう。

また、台本を作成しておくことで本番配信をスムーズに進められます。台本を作成する際は、冒頭・最後の挨拶や商品の宣伝順序、商品ごとに伝える内容などを明確にしましょう。

2.事前告知・集客

多くの視聴者に参加してもらうには、事前告知・集客が不可欠です。

自社のSNSや広告など幅広い手段で、ライブコマースの配信について伝えておきましょう。日程や出演者、商品ラインナップなど、ライブコマースの内容を漏れなく伝えることが大切です。

なお、事前告知のタイミングが遅いと視聴者が参加のための時間を確保できません。余裕をもって1~2週間前には告知しておくことが理想です。

3.リハーサル

事前にリハーサルを実施しておくことで、配信本番をスムーズに進めやすくなります。

リハーサルでは、場所や機材など、できる限り当日と同じ状況を再現して実施しましょう。

いざリハーサルを実施してみると、台本通りに進まないといった課題が見つかります。リハーサルで見つかった課題は、配信本番までに解決しておきましょう。

当日だと課題の対応が難しいため、遅くとも前日までにリハーサルを行うのが理想です。

4.配信本番

実際に視聴者を配信プラットフォームに集めて、ライブコマースの配信本番を実施します。

初回配信では、慣れていない環境からトラブルが発生することが多々あります。配信中にトラブルが発生してしまうと、冷静に対応できないケースも想定されるでしょう。

そのため、トラブルの発生を最小限に抑えるためにも、事前に作成した台本・リハーサル通りに進めることが大切です。

5.結果の分析

初回配信後は、次につなげるために結果を分析することが重要です。

商品ごとの販売数だけでなく、視聴者数やコメント、所要時間など多くのデータを集め、多角的に分析しましょう。

目標未達のデータや発生したトラブルがあれば、その原因も分析し、対策を検討すべきです。分析の結果を2回目以降の配信にフィードバックし、品質を高めていきましょう。

ライブコマースを成功につなげる4つのコツ

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ライブコマースは効果的なマーケティング手法ですが、コツを把握しておかなければ成功にはつながりません。

以下では、ライブコマースを成功につなげるためのコツについて紹介します。

予算と品質を天秤にかけて考える

ライブコマースに費やす予算と、求める品質を天秤にかけて考えましょう。

予算を抑えるあまり低品質な配信を行うのでは、かえって逆効果になる場合があります。とはいえ、品質を高めようとすればするほど、多くの予算が必要です。

高品質な配信が行えたとしても、予算がかかり過ぎると期待ほどの費用対効果にはつながりません。そのため、予算のなかで最も費用対効果が高まる選択をすることが重要です。

ターゲット層が参加しやすい配信時刻を選ぶ

ターゲット層が参加しやすい配信時刻を選びましょう。

視聴者が集まりにくい時刻に配信すると、多くの人に配信を視聴してもらえない可能性があります。

例えば、OLをターゲットにした配信を、平日の業務時間に実施することは得策ではありません。参加ハードルを下げるには、ターゲット層の人が無理せず参加できる時間帯を選ぶことが大切です。

定期配信を視野に入れる

定期的に配信を実施することも大切です。

初回配信で上手くいかなかったとしても、2回目以降の配信をあきらめるのは得策ではありません。定期的に配信を実施すれば、ファンの獲得につながる可能性があるため、宣伝効果が高まりやすいといえます。

また、ライブコマース実施後に結果を分析・改善を繰り返せば、配信自体の品質が徐々に高まり、多くの人から自社を認知してもらえる可能性もあるでしょう。

そのため、視聴者・自社にとって都合がよい時間帯を固定したうえで、配信を継続することをおすすめします。

トラブル時の対処法を考えておく

リハーサルで問題なかったとしても、配信本番になって機材にトラブルが生じるケースもあります。

予期しないトラブルを冷静に対処できないと、視聴者の満足度低下やイメージダウンにつながってしまうでしょう。

そのため、事前に発生し得るトラブルを想定し、対処法を準備しておくことが大切です。例えば、機材トラブル時には、代替の機材へ移行する、機材に詳しいスタッフに調整してもらう、などの対処法が考えられます。

また、トラブルを想定したリハーサルを行うことも有効です。

ライブコマースを取り入れて成果アップにつなげましょう

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ライブコマースを始めるにあたって、配信の目的やターゲット、商品、プラットフォーム、場所、機材、担当者など多くのことを決めておく必要があります。また、配信本番前には打ち合わせや台本作成、事前告知、リハーサルを行うことも大切です。

ライブコマースは、商品の販売促進やブランディングなどに有効なマーケティング手法です。しかし、ライブコマースの初回配信にあたっては、さまざまな準備が必要となります。初回配信を成功させるには、ライブコマースを熟知した人材が必要です。

自社でライブコマースに適した人材を確保するのが難しい場合は、専門家のサポートを依頼することをおすすめします。

弊社プルークスでは、これまで2,000社7,000本以上の動画を制作した実績があり、動画配信のサポートも提供しています。

ライブコマースを成功させたい場合は、動画制作・配信に精通したプルークスへご相談ください。

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ライブコマースの始め方に関してよくあるQ&A

ここからは、ライブコマースの始め方に関してよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q. ライブコマースを始めるにあたって、何を決める必要がありますか?

A. ライブコマースを始めるにあたって決めるべきことは、主に以下の5つです。

  • 配信する商品
  • 配信の目的・ターゲット
  • 配信プラットフォーム
  • 配信に用いる場所・機材
  • 配信の担当者

Q. ライブコマースの初回配信は、どのように始めますか?

A. ライブコマースの初回配信を行う場合、以下の5STEPがおすすめです。

  1. 打ち合わせ・台本作成
  2. 事前告知・集客
  3. リハーサル
  4. 配信本番
  5. 結果の分析

Q. ライブコマースを成功させるコツは何ですか?

A. ライブコマースを始める場合、以下のコツ4つを押さえておきましょう。

  • 予算と品質を天秤にかけて考える
  • ターゲット層が参加しやすい配信時刻を選ぶ
  • 定期配信を視野に入れる
  • トラブル時の対処法を考えておく

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この記事の監修者

監修者
松浦 寛之(まつうら のぶゆき)
株式会社プルークス 代表取締役社長 大学卒業後、NTTデータに入社し出向先のベンチャー企業でマネジメントを経験。2012年よりジュピターテレコム(現JCOM)において、メディア事業の戦略策定、新規事業開発に従事。メディア・エンターテインメント市場が変化するなか、動画マーケテイング領域に可能性を見出し、2018年4月にプルークスに参画。2020年7月からは代表取締役社長に就任。商品やサービスのプロモーションにとどまらず、インナーブランディング、採用、IRまで企業の経営課題の解決を動画の側面から支援している。
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