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デモ動画とは?作り方や制作のコツなどの基本をわかりやすく解説します!

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自社で取り扱う商品・サービスの魅力を、消費者にわかりやすく伝えるために「デモ動画」を活用する企業が増えています。

デモ動画では、実際に利用するシーンを投影するので、ユーザーは購買意欲を高めやすくなるといった特徴があります。そのため、自社商品・サービスの売上に課題がある企業は、取り入れるべき営業手法といえるでしょう。

今回は「デモ動画とは何か」という基本から、わかりやすく解説します。デモ動画のメリットや作り方、成功事例、制作のコツまで紹介するため、気になる人はぜひ参考にしてください。

弊社ホームページでは、動画制作に関する資料を多数ご用意しています。商品・サービス紹介動画に関する資料もございますので、気になる人は以下よりご確認ください。

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デモ動画とは

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デモ動画の「デモ」は、デモンストレーション(実演説明)を省略した言葉です。

つまりデモ動画とは、サービスに関する実演を通して、使い方や利用イメージを伝える動画を指します。

視聴のターゲットは主に顧客・ユーザーですが、社内での活用も可能です。なお、デモ動画は多くの場合、IT系サービスの実演に活用されるため、本記事でもIT系サービスにおけるデモ動画の前提で解説を進めます。

企業がデモ動画を取り入れるメリット

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デモ動画を取り入れることは、商品・サービスを利用するユーザーだけでなく、社内にもメリットをもたらします。

企業がデモ動画を取り入れる主なメリットは、次の3つです。

利用イメージを伝えやすい

デモ動画は、利用イメージをユーザーに伝えるのに適しています。

これは、実際にサービスを操作している映像を用いるため、ユーザーが自分に置き換えやすいためです。サービスの機能を利用する際のシナリオを時系列で把握できるため、ユーザーの理解を助けます。

また、動画であれば、実際の利用シーンにナレーションや字幕を用いて補足説明することが可能です。その結果、多くの情報をコンパクトに収められるため、文章や画像だけのマニュアルと比べてユーザーの負担を軽減できます。

ユーザー対応の負担を軽減できる

デモ動画を活用すれば、ユーザーサポート担当者の負担も軽減できます。

デモ動画で商品・サービスの操作方法を実演すれば、ユーザーは映像に沿って直感的に理解できるため、サポートが必要なユーザーは減るでしょう。サービスへの理解度が高まることで、サポートの問い合わせ件数削減につながります。

また、デモ動画をインターネットで公開すれば、誰でも繰り返し視聴が可能です。すでに利用中のユーザーだけでなく、導入検討中の見込み顧客にとっても有益といえるでしょう。

このように、デモ動画にはユーザー教育用のマニュアルとしての価値もあります。

社内外を問わず活用できる

社内外を問わず幅広く活用できるのもデモ動画の強みです。

サービスを使い慣れていない人であれば、自社のスタッフであってもデモ動画の視聴ターゲットとなります。例えば、経験が少ない若手スタッフに対して社内教育の一環として活用できるでしょう。

また、社外でも商談や展示会といった幅広いシーンでデモ動画を活用可能です。このように、デモ動画はサービスに関わるさまざまな人に価値をもたらします。

デモ動画の作り方

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企業が、デモ動画を取り入れて大きな成果を生み出すには、正しい作り方を把握しておくことが大切です。

以下では、デモ動画の大まかな作り方を紹介します。

1.基本事項の明確化

まずは、デモ動画の制作に関わる基本事項を明確にしましょう。

基本事項が不明確なまま以降で紹介するプロセスに進むと、デモ動画の制作方針がぶれてしまいます。

こういった事態を防ぐためにも、関係者と協議したうえで、デモ動画の制作目的やメインターゲット、スケジュールなどを明確に決めましょう。

また、完成後に大幅な修正が発生しないためにも、デモ動画の大まかなイメージもこの段階で決めておくことが大切です。

2.構成・台本の作成

次に構成・台本を作成し、デモ動画のイメージを具体化しましょう。

デモ動画には、各機能の使い方やトラブルシューティングなど、多くの情報を盛り込むことになります。何をどの順序で盛り込むか、どのような補足説明を入れるか、などをこの段階で固めておきましょう。

なお、図解やイラストで補足したり、独自のキャラクターを取り入れたりする場合は、構成を視覚的に表現した「絵コンテ」の作成も必要です。

作成した構成や台本、絵コンテは、関係者に共有し、問題があればブラッシュアップしましょう。

3.操作の録画

構成や台本に沿って、操作を録画しましょう。

細かい調整は後のプロセスで行えるものの、大部分は実際に操作した映像がデモ動画に盛り込まれます。

後のプロセスで操作ミスが発覚すれば、操作の再録画が必要です。そのため、この段階で録画内容に不備がないか細かくチェックすることをおすすめします。

4.必要な素材の作成

補足するための図解や独自のキャラクターなどを取り入れる場合は、素材の作成も必要です。

素材を作成する際は、多くの機能が備わった専用のデザインツールを用いるようにしましょう。

工数やコストを削減するために、部分的にフリー素材を活用する選択肢も考えられます。その場合は、商用利用にあたって問題や制約がないか事前に確認することをおすすめします。

5.動画の編集

録画した映像や作成した素材を用いて、動画の編集を行いましょう。

具体的には、動画編集ソフトを用いて、各映像のつなぎやカット、エフェクト、BGM挿入といった編集を行います。

なお、操作の映像に挿入するナレーションの録音は、ある程度デモ動画が形になった仮編集の終了時点で実施するのがよいでしょう。これは、録音後に大きな変更が入った場合は、再録音が必要になるためです。

6.試写会の開催

動画の編集が完了した後は、試写会を開催しましょう。

試写会では、関係者が制作したデモ動画を視聴し、不備がないか確かめます。

デモ動画に不備がある場合は、可能な範囲で修正が必要です。この段階で大きな変更が生じるとスケジュール遅延は避けられません。そのため、大きな変更点がないように、前までのプロセスを確実に進めることが大切です。

関係者間で品質について合意が取れれば、デモ動画の完成となります。

弊社プルークスでは、動画の企画から運用まで一貫して対応できます。動画を内製するスタッフ・時間がない場合はお気軽にご相談ください。

デモ動画の制作事例

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ここからは、弊社プルークスの制作実績からデモ動画を3つ紹介します。自社の完成イメージに合った動画があるか、確認してみてください。

株式会社SmartHR様(PROOX制作動画)

株式会社SmartHR様は、人事労務サービス「SmartHR」を提供する企業です。

弊社では、同サービスのうち3機能を紹介するデモ動画を制作しました。こちらの動画は、主に営業で活用されています。

この動画では、デモ映像にグラフィックを組み合わせました。各立場のユーザーが利用している姿を映すことで、視聴者に親近感を抱かせています。

また、操作方法だけでは伝えづらい部分には、図解を用いて表現しているのもポイントです。

SCSK株式会社様(PROOX制作動画)

SCSK株式会社様は、システム開発やコンサルティングなど、IT系の幅広いサービスを提供する企業です。

弊社では、「AI領収書読み取りソリューション」のデモ動画を制作しました。こちらの動画は、主にユーザー教育用の動画マニュアルとして活用されています。

この動画では、スマートフォンのデモ画面に豊富なグラフィックを組み合わせました。また、領収書を読み取る実写映像を盛り込み、ユーザーの利用イメージを具体化しています。

タップ箇所を赤枠で表現することで、マウスカーソルのないスマートフォン操作に対応しているのもポイントです。

株式会社JTOWER様(PROOX制作動画)

株式会社JTOWER様は、ITインフラの設計や構築、提供を行う企業です。

弊社では、携帯基地局の設置に適した建物を検索できるサービス「SITE LOCATOR」のデモ動画を制作しました。こちらの動画は、主にWebサイト訪問者へのサービス紹介に活用されています。

この動画では、アニメーションとデモ映像を組み合わせています。革新的なサービスをわかりやすく伝えるために、アニメーションを駆使した図解を豊富に盛り込みました。

また、ナレーションと字幕を併用し、幅広い利用シーンに対応しているのもポイントです。

高品質なデモ動画を制作するコツとは?

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デモ動画を成功につなげるには、品質をどれだけ高められるかが重要です。高品質なデモ動画を制作するために、以下で紹介するコツを押さえておきましょう。

ターゲットに伝わるかを意識する

デモ動画の視聴ターゲットを想定し、その人に伝わるかを意識することが大切です。

デモ動画は、サービスに詳しくない人から多く視聴されるでしょう。そのため、デモ映像とナレーションだけでは上手く伝わらないケースがあります。

そこで、「実際にターゲットが見たときに伝わるのか」といった目線で内容を考案することが大切です。伝えるのが難しい場合は、図解や前提説明を追加するなどの工夫を行いましょう。

また、仮編集の段階で、サービスの利用経験がない人にテスト視聴してもらうのも効果的です。

操作スピードは極力ゆっくりにする

操作方法を録画する際は、極力ゆっくり操作することを心がけるようにしましょう。

これは、デモの操作が速すぎると、慣れていない視聴者にとっては理解しづらくなってしまうためです。

また、操作が速すぎる部分を動画編集で調整する場合、ポーズ(一時停止)や速度調整によって不自然になるケースもあります。そのため、ナレーションを入れるための余裕は最低限確保しておきましょう。

動画制作のプロに相談する

前述した通り、デモ動画の制作には専門的なプロセスが多数あり、さまざまな専用ソフトを使用します。そのため、動画制作に適した人材を確保できなければ、高品質なデモ動画を制作するのは難しいでしょう。

高品質なデモ動画に仕上げたい場合は、プロの力を借りるのが確実です。動画制作を熟知したプロであれば、さまざまな工夫を取り入れて高品質なデモ動画を制作できます。

高品質なデモ動画でサービスの魅力を届けよう

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デモ動画とは、サービスに関する実演映像を通して、使い方や利用イメージを伝える動画のことです。デモ動画はユーザーだけでなく、ユーザーサポート担当者、営業担当者など、社内外のステークホルダーにも多くのメリットをもたらします。

ただし、デモ動画はただ操作を録画すればよいわけではありません。デモ動画の品質を高めるには、さまざまなソフトを扱い、多くのテクニックを駆使することが求められます。そのため、自社で動画制作に精通するスタッフがいない場合は、プロに依頼することを検討しましょう。

弊社プルークスでは、動画の企画から運用まで一貫して対応できます。デモ動画で自社商品・サービスに対する顧客の購買意欲を高めたい場合は、動画制作に精通したプルークスへご相談ください。

デモ動画に関してよくあるQ&A

ここからは、デモ動画に関してよくある質問についてQ&A形式で紹介します。

Q. デモ動画とは何ですか?

A. デモ動画とは、サービスの使い方を映像で実演説明(デモンストレーション)し、利用イメージを伝える動画のことです。

Q. デモ動画を取り入れるメリットは何ですか?

A. デモ動画を取り入れるメリットは、主に以下の3つです。

  • 利用イメージを伝えやすい
  • ユーザー対応の負担を軽減できる
  • 社内外を問わず活用できる

Q. 高品質なデモ動画を制作するにはどうしたらよいですか?

A. デモ動画を制作する際は、以下の3つのコツを押さえておきましょう。

  • ターゲットに伝わるかを意識する
  • 操作スピードは極力ゆっくりにする
  • 動画制作のプロに相談する

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この記事の監修者

監修者
松浦 寛之(まつうら のぶゆき)
株式会社プルークス 代表取締役社長 大学卒業後、NTTデータに入社し出向先のベンチャー企業でマネジメントを経験。2012年よりジュピターテレコム(現JCOM)において、メディア事業の戦略策定、新規事業開発に従事。メディア・エンターテインメント市場が変化するなか、動画マーケテイング領域に可能性を見出し、2018年4月にプルークスに参画。2020年7月からは代表取締役社長に就任。商品やサービスのプロモーションにとどまらず、インナーブランディング、採用、IRまで企業の経営課題の解決を動画の側面から支援している。
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