今回は2021年3月18日(木)に開催された「動画制作でのよくある5つのギモン〜初めての動画活用〜」のレポートをお届けします!
登壇者:田原 柚希
株式会社プルークス コンサルティング事業部 プランナー
昨今、5Gの普及や、SNSの動画機能拡充などにより、「動画マーケティング」という語句がマーケティング分野においてよく聞かれるようになりました。また、コロナ禍による視聴メディアの変化と、ビジネス環境の変化に伴って、動画マーケティング・動画活用が加速しているのを身をもって感じている方も多いのではないでしょうか。
直近では、多くのBtoB企業担当者様が「動画広告・動画活用に今後力を入れていきたい」と回答しており、マーケティング施策の中で動画は切ってもきれない関係になっていることがわかります。当社でも動画活用に関するご相談が増加しており、様々な疑問を多くいただいております。そんな中から、よくある5つの疑問をピックアップし、先日のウェビナーにてご紹介させていただきました!
今後、動画活用をしていきたい!まずは動画を作ってみたい!という方はこちらのウェビナーレポートをご覧いただければと思います!
目次
Question①:「動画をどのように活用したらいいのでしょうか?」
そもそも動画はどのような場面で活用できるのでしょうか。
Answer:
「あらゆる目的・マーケティングフェーズに応じて活用ができる!」
動画マーケティングは「マーケティングファネルのあらゆるフェーズで目的にあった動画を活用すること」です。
前回のウェビナーレポートでもご紹介いたしました、動画はマーケティングファネルの全ての場面で強化が可能なのです。(是非、前回のウェビナーレポートもご覧ください!)
Question②:「動画の効果は?」
動画の効果や強さは、
- 多くの情報量が伝えられる
- 記憶と行動喚起を高めやすい
上記の2点が主な効果です。
多くの情報量が伝えられる
1分の動画で伝えられる情報量はテキストの3000倍
記憶と行動喚起を高めやすい
動画を利用すると理解が74%高まり、記事コンテンツの2倍の記憶定着率がある
すなわち、動画は短時間で多くの情報を伝えることができる、優秀な手段といえます!
また、当社の事例をご覧ください!
CASE①:定量的な効果(freee株式会社様)
ユーザー層の拡大とWEBサイトでの会員登録者数を増加させたい。
freee株式会社様は、事務管理(バックオフィス)を効率化するためのSaaS型クラウドサービス(「会計freee」「人事労務freee」「会社設立freee」など)を開発、運営するBtoB企業様です。
施策と効果
施策としては、
①シンプルなUIの料金表作成
②静止画から価値訴求力が高い動画で訴求
上記2つの施策により、有料会員化率が向上した。
CASE②:定量的な効果(株式会社ONE COMPATH様)
企業理念の浸透とインナーブランディングを強化したい。
株式会社ONE COMPATH様は、インターネット地図の「Mapion(マピオン)」の他、電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」、家事代行サービスの比較検討サイト「カジドレ」等を展開しているBtoC企業様です。
施策と効果
動画の効果としては、(間接効果を含む)
①企業理念を理解する社員の割合が95%に向上
②従業員満足度も65%から85%に向上
Answer:
「動画自体に効果あり!定量的にも定性的にも動画活用の効果は大きい!」
Question③:「動画の費用感は?」
動画の費用感はご担当者様にとっては気になる事項。
どのくらいの費用感であれば、クオリティ高く、イメージに近い映像を制作できるのでしょうか。
動画種別 | 費用感 |
広告動画 | 50万円〜300万円 |
商品・サービス説明動画 | 30万円〜80万円 |
お客様の声・インタビュー動画 | 30万円〜50万円 |
採用動画 | 50万円〜200万円 |
教育・研修動画 | 30万円〜80万円 |
イベント動画 | 30万円〜80万円 |
IR動画 | 50万円〜80万円 |
動画種別だけでなく、実写映像とアニメーション映像でも金額の変動ポイントは異なります。
<実写映像の場合>
実写映像の制作金額の変動ポイントは下記の通り。
実写映像は、「撮影」が伴うので、撮影に関わるコストがかかってきます。実写映像で金額を抑えたい場合は、素材の使用や、撮影を企業側で行っていただくのがベスト。
<アニメーション映像の場合>
アニメーション映像の制作金額の変動ポイントは下記の通り。
アニメーション映像は、「編集コスト」を考えることが重要。新海誠さんの映画が話題になりましたが、描き起こしたイラストを滑らかに動かすのはもちろん費用がかかってきます。その一方、パワーポイントのスライドを少し動かしていく映像は、コストも抑えて制作ができます。
Answer:
「動画の演出や、長さにより変動するので、動画の種類別に金額を想定しておきましょう!」
Question④:「動画制作のスケジュールや流れは?」
動画制作を行う上で、サービスのローンチやイベントに合わせた納品が必要なので、皆様にとってスケジュールは気になるポイントなのではないでしょうか。
大まかなスケジュールは平均で1.5ヶ月〜2ヶ月。(演出や長さによって異なります。)
(最短で2週間程度で納品したこともあり、柔軟に対応は可能です)
制作の流れは下記の通り。
Answer:
「平均で1.5ヶ月〜2ヶ月ですが、演出や長さによって異なる!」
Question⑤:「プルークスではどんな提案をしてくれるの?」
初回のお打ち合わせ内容
- 制作検討の背景や目的
- 解決したい課題
- ゴール設定
- ターゲット
- 動画のイメージ
- 参考動画を用いた簡単なご提案
ご提案内容
- 目的設定、要件定義
- ターゲットに刺さる演出
- 適切な構成要素
- 具体的な企画案
コンサルティング型の提案のため、動画の企画内容だけではなく、動画施策やデジタルマーケティング施策の全体感から整理してロジカルなご提案を行っております!
まずはお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせはこちら
Answer:
「コンサルティング型のロジックに基づいたマーケティング施策・動画施策の全体感を摑んだご提案をしております!」
まとめ
これまで、動画活用におけるよくある5つの疑問をお答えしていきましたが、様々な施策・コンテンツをご検討いただければ幸いです!
昨今の情勢において、様々な課題がでてくる中、「動画活用」がきっと解決の手段として皆様のお役に立つことでしょう!
動画活用を企画する前のチェックポイント
①まず向き合わないといけない課題はファネルのどこなのか?
②動画が最適なのか?
③上記に沿った上で最適な動画の作り方とは?