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【すぐに分かる!ウェビナーレポート】動画活用で加速させる NTT東日本のDX人材採用とは?

公開日:2021.07.30更新日:2021.09.13
ウェビナーレポート

今回は2021年7月28日(水)に開催された「動画活用で加速させるNTT東日本のDX人材採用とは?」のレポートをお届けします!

ゲストスピーカー:下條 裕之様
東日本電信電話株式会社 デジタルデザイン部 担当課長

ゲストスピーカー:浦壁 沙綾様
東日本電信電話株式会社 デジタルデザイン部

スピーカー:石黒 絵寧
株式会社プルークス コンサルティング事業部 プランナー

ファシリテーター:藤井 允
株式会社プルークス マーケティング部

近年、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」が多くの企業で注目されており、皆様がこのワードを聞く機会が増えたのではないでしょうか?

昨今のコロナ禍やビジネス市場の変化に伴い、DXに取り組む企業が増えてきました。今回はプルークスで採用コンセプトムービーを制作いただいた、東日本電信電話株式会社の下條様・浦壁様をゲストスピーカーとしてお招きし、動画制作することに至った背景や、活用方法に関して、当社プランナーの石黒、ファシリテーターの藤井がウェビナーにてお話を伺いました!

今後、DX人材の採用において動画の活用をしていきたい!作ってみたい!という方はこちらのウェビナーレポートをご覧いただければと思います!

目次

DXについて

DX注目の背景と現状

近年注目が高まっている、DXは「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
という意味です。(経済産業省)
もともと、2004年頃から提唱されてきた語句ですが、急速に注目されるようになったきっかけが、「コロナ禍によるビジネス環境の変化」です。
ウェビナー内でもアンケートをさせていただき、約9割の方が「コロナ禍によってビジネスが変わったと実感している」とご回答いただきました。

変化の例としては、テレワークなどの労働環境の変化、会議ツールによるオンライン商談などの営業活動の変化、そしてオンライン説明会や面接などの採用活動の変化があります。

そんなDXですが、実際にDXに着手している企業はどのくらいあるのでしょうか。

DXに着手している企業の推移(電通デジタル社参照)

電通デジタル社の調査によると、7割を超える企業がDXに着手しているという結果が出ています。
しかしその一方で、DXが成功している企業はたったの数%しか存在しません。
うまくいかない一番の理由として、DX人材の採用や社内意識に課題があるのが現状です。

DXへの取り組みにおける課題の順位推移(電通デジタル社参照)

企業の採用課題を解決する「採用DX」

DXを進める上での弊害として、コストを抑えなければならないなどたくさんの要因があるかと思います。しかし、オンラインに変化したこの環境で、採用活動や組織の開発はもちろん進化していかなければなりません。
そこで重要な考え方が、採用DXです。
採用DXとは、オンライン採用時代における採用手法と組織開発のこと(HeaR株式会社)を指しています。
対面ができない、そして伝達情報の制限がある中で、これまでオフラインで行なっていたことを、オンラインに置き換えただけでは、うまく機能しないため、
オンラインにはオンラインなりの施策を立てる必要があります。

採用DXとはどういうこと?

採用DXの進め方、そして、採用結果にどのように結びつくのかはこの図の通りです。

従業員満足、会社の中で働くことを通じて得られるEXの進化と改善、そして採用候補者の企業とのタッチポイントの価値を表す採用CXの進化と改善、その2つのステップからもたらされるその企業の「魅力」が採用結果に結びつきます。それが採用DXの成功の決め手になるということです。

採用DXを進める必要な3POINT

採用DXを進めるには、必要な3つのポイントがあります。そのポイントを踏まえた施策を考えていかなければなりません。

  1. 組織文化の進化を通じて、EXを向上させる組織のデジタル化
    オンライン採用時代に必要な他社との競争優位性を確立させる、組織風土を根付かせ、個性があるユニークさを発見することです。

  2. 効率的な採用を実現するために必要なツールのデジタル化
    最近多くの企業で取り入れられているHR Techなどをさしています。

  3. 採用CXを向上させる候補者体験のデジタル化
    オンライン上のタッチポイントでいかに候補者の見極めとひきつけを最大化させるかということを指しています。

採用DXに対する動画の効果と活用するメリット

採用DXには色々なツールが使われます。先ほどお話ししたようなHRTechを活用すること、あるいはコンサルティング会社に依頼するなど、様々な方法がありますが、今回は採用DXにおける動画活用の有効性に関してお話をさせていただきました。

先述した通り、オンライン化により情報伝達や接触方法に制限があるということ、そして、採用DXを推し進めるためにEXそして採用CXが重要になってくるこの2点を踏まえると、
情報伝達に長けたツール・そして接触経路に制限がない、表現のバリエーションの豊かさという3つの条件を満たした、動画が一つ有効打になりうるというわけです。

メリット①「動画は情報伝達に長けたツール」

多くの情報量が伝えられる動画は、テキストの3000倍に匹敵すると言われています。
情報量が多く、短時間での態度変容・印象形成につながりやすいコンテンツであるため、オンラインのデメリットを解決しやすいという点があります。
そして、社員にも見せることで、社内の意識形成にもつなげることができ、EXの向上を促進することができます。

メリット②「接触経路に制限がない」

採用には企業認知から採用までのファネルがあります。そのファネルごと企業と候補者とのタッチポイントがあると思います。
例えば、SNSやオンラインでのイベント、そして、求人サイトなど様々なものがありますが、
そのタッチポイントのほぼ全てに動画を配置させることができます。

メリット③「表現の多様性」

採用活動をファネルで表した時、それぞれのフェーズで成し遂げたいことがあるかと思います。
例えば、企業認知には母集団形成、企業理解・応募には候補者のナーチャリング、そして選考時にはエンゲージメントの向上、そして内定時には内定辞退の防止などが挙げられます。
その目的に応じて、様々な映像表現を適応させることができます。母集団形成には惹きつけるWEBCMやコンセプトムービー、エンゲージメント向上や内定辞退防止には、会社の雰囲気が伝わる、座談会動画や、社員インタビューなどです。

動画活用事例のご紹介

動画事例①:母集団形成目的(ベルフェイス 様):SNS・イベント・採用サイトへの配置

社長自らが企業のMVV、事業モデル、志望者へのメッセージを発信するような形で動画を制作しました。
テクノロジー感を演出するため、近未来的タイポグラフィを起用しました。

動画事例③:候補者ナーチャリング目的(KDDIエボルバ 様):採用サイトへの配置

会社の強みであり、PRポイントでもある働く環境や人材を訴求するため、リアルな雰囲気や人柄を伝えることが出来る座談会形式を採用いたしました。

動画事例③:候補者エンゲージメント向上目的(アデコ 様):採用サイトへの配置

アデコ様で働きたいと思われている方に対して、アデコ様が行っている取り組み(働き方改善推奨)を具体的に伝えられるように、働きやすさを実感されている社員の方の声と実際の現場を伝える映像となっております。インタビューの音声を流しながら、働く風景の映像を流すことで社内の自然な雰囲気を伝えることが可能になります。

採用DXを推し進める動画活用のポイント

採用DXを進めるにあたって、動画活用が有効であることを説明しましたが、実際に動画活用を進めるポイントはこちらです。

一貫したコンセプトを作る訴求内容、そしてターゲットの関心事を踏まえた適切なクリエイティブそして、適切な配置・配信を行うということです。
その中でも動画活用の根本となる、一貫した採用のコンセプトづくりが重要になってきます。このコンセプトが、演出方法そして配置に関わってきます。
コンセプトとはどういうことなのかというと、ターゲットに伝えたいイメージのことです。一貫したコンセプトは、先ほど挙げた採用DXに重要な3つのポイント全てに影響を与えます。
組織のデジタル化による組織のユニークさ、そしてツールのデジタル化における重要なターゲットのペルソナ・そして候補者体験のデジタル化において必要な候補者の見極め・ひきつけを最大化させるということに結びついてきます。
そのコンセプトを動画化することで、ペルソナを踏まえた、ターゲットに対し、組織のユニークさ、そして見極め・ひきつけを最大化した新しいイメージを訴求することができます。

そのため、採用コンセプトムービーが昨今・オンライン採用時代においては必要なものというわけです。

株式会社プルークス×東日本電信電話株式会社:対談

続いては、当社プルークスと当社で採用コンセプトムービーを制作いただいた、東日本電信電話株式会社の下條様と浦壁様をお招きして、対談した様子をお届けします! 下條様と浦壁様は、デジタルデザイン部に所属しており、NTT東日本のDX推進・人材採用・育成に尽力されていらっしゃいます。

NTT東日本の情報発信メディアD3-ディーキューブ-はこちら

実際に制作した動画はこちら

お二方が所属する「デジタルデザイン部」とは〜NTT東日本のDX推進〜

下條様: NTT東日本のデジタルデザイン部は、2019年の7月に発足した新しい組織で、デジタル技術(AIやIoT)を地域のお客様、いわゆる各県に根付いた企業様に対して、地域の活性化をデジタル技術で拡げていく組織です。それを進めるにはデジタル人財が必要となるため、今回採用コンセプトムービーを作らせていただきました。実際、我々の組織で何を行なっているのかというと、地域のお客様のニーズに対し、デジタル技術で解決する取り組みももちろん行なっていますが、我々の技術のシーズから地域のお客様のニーズに対してマッチするものを見つけていく取り組みも行なっており、マイバトラーと呼ばれるサービスの提供をしております。

マイバトラー制作秘話についてはこちら

DX人材採用コンセプトムービーを制作するに至った背景〜これまでのNTT東日本のイメージを払拭させるための動画活用〜

下條様:多くの人がNTT東日本に対するイメージが「電話」「ネットワーク」というイメージを持っています。特に採用の対象となる学生さん・中途採用の求職者の方は「デジタルをやっている」という認識がないという現状にあります。いろんなメディアでアピールはしているものの、動画でわかりやすく伝えることが必要であるということが必要だと考えました。ミッションとしては、NTT東日本がデジタル分野に取り組んでいるというイメージ認知度をあげること、そしてデジタル人財を増やしていくことです。しかしながら、先ほどもお伝えしたようにそのイメージがそもそも根付いていないということから、動画でわかりやすく学生さん向けに伝えていくことが必要であると考えました。

現在のステータスとしては、NTT東日本の公式YouTubeへ掲載、そして採用のイベントなどで、流すことでデジタルに関する認知度の向上と入社後に働くイメージを持ってもらうことを目的として活用予定です。

石黒:今回、実際にお打ち合わせを進めた際に、事前にDXに関して学んではいましたが、確かにNTT東日本様がデジタル分野に取り組んでいるというイメージが私自身も恐縮ながらありませんでした。そのため、どのようにわかりやすく伝えていくかといった点で、動画の演出方法を工夫していく必要があるなと感じていました。

プルークスを選んだ決め手〜イメージの理解とプランナーとの伴走〜

浦壁様:以前、当社のサービス「マイバトラー」のサービス紹介映像の制作していただいた経緯もあり、今回の採用コンセプトムービーの制作がプルークスさんとのお付き合いは2回目となります。以前、動画制作をご相談させていただいた際、単なる依頼社と制作会社という関係ではなく、何度かのお打ち合わせ時に深掘りして、我々が伝えたいメッセージはなんなのかというところを理解しようとしてくれている姿勢をみて、”伴走してくれている”というイメージがありました。今回の採用コンセプトムービーは我々のイメージをいかに具現化できるかというところで、そのイメージをいかに汲み取ってもらえるかというところが制作会社を決めるにあたり重要視していたので、以前の動画制作の際のイメージもあり、プルークスさんが最適なのではないかと考えました。
—嬉しいお言葉です….ありがとうございます!

動画制作のポイント〜喋らない演出とストーリー立ての演出〜

浦壁様:ポイントは2点あり、一つ目が、喋らない演出という点です。その理由は、我々としても動画制作の経験はそんなにないのでどういう演出が最適なのかを考えていて、人が喋る演出だと、その人の表情や声のトーンなどに気を取られ、真に伝えたいイメージやメッセージを伝えられないのではないかと考えました。今回は、伝えたいNTT東日本のデジタル事業で働くイメージを学生さんに視覚的にもってもらうために、あえて喋らない演出を採用しました。

また、二つ目のポイントとして、「ストーリーだての演出」を挙げております。DXをする前の場面と、NTT東日本が介在し、DXを行なった未来の場面を会議風景などを交えて、BeforeとAfterのようなストーリーだてにすることで、実際に業務に取り組んでいる流れをイメージしてもらいやすくすることを狙いとして挙げております。
—イメージを伝えることは採用CXにも繋がりますので、重要なポイントですね。

採用コンセプトとコンテ内容

石黒:まず課題から考えていきます。採用コンセプトに関しては、デジタルストラテジーの業務内容がイメージされにくいという課題から、映像で、未来感を見せることで、「自分たちの力と、デジタル技術を融合して、社会を変えていく」というコンセプトをターゲットである学生さんに対してわかりやすく伝えていくということをゴールとさせていただきました。

実際に、どのように制作の流れに関してですが、大枠の動画の内容は、下條様と浦壁様が決めていたため、認識相違がないか、改めてお打ち合わせ内でいただいた目的や課題、成し遂げたいことをまとめ、イメージを踏まえたラフコンテを作成し、何度かお打ち合わせをさせていただき、すり合わせをさせていただきました。

ご発注いただいた後にディレクターを交えて、具体的なコンテを作成し、撮影に関わる、テロップの文言や表現方法をまとめていきました。

撮影までに必要なキャストの衣装や、ロケ地選定を行いました。今回の動画では、アパレルショップでのデジタル化そして、農業分野でのデジタル化を表現するシーンがあるため、アパレルショップでの女性役・農家の男性役の衣装を用意する必要がありました。イメージに合う複数の候補を選出し私からお出しし決定しましたが、実際にキャストの方にお会いした際に、その人にあう衣装が変更した方がいいのではないかという話になったため、臨機応変に対応をさせていただきました。
—その他にコンテ段階と実際に撮影場面で変更したことはありましたか?
石黒:アパレルショップのシーンでは、演出方法を変えました。当初は画面をスライドするのみの演出でしたが、画面をスライドした際に画面を変更していこうという下條様・浦壁様の案を踏まえて、臨機応変に変更をさせていただきました。
—コンテ段階でのイメージで終わらせるのではなく、リアルですり合わせることが映像の成功の決め手というわけですね。

制作を進行する上で苦労したこと〜実現したいイメージのすり合わせ〜

浦壁様:先ほど、石黒さんからもありましたが、コンテ段階でかなり苦労しました。どんなところかというと、NTT東日本で作成したイメージとプルークスさん側から提出されるイメージのすり合わせが難しいなと。具体的には、こういうイメージで作りたいですと口頭で伝えたとこ100%伝えるのは難しいと気づきました。そこで、工夫したこととして、資料を切りはりしてイメージを言語化そして視覚化し伝えることで、試行錯誤しながら進めました。

また、先ほどのお話にもありましたが、資料でも伝わりにくい箇所に関しては、撮影の現地に同席させていただき、取れた映像を確認しながら衣装や演出方法など現地ですり合わせできたのは良かったと思いました。

動画を制作した成果と今後の展望

下條様: 認知度を上げたいという取り組みそしてイメージを変えたいという目的のため、なかなか定量的なものを出すのは難しいですが、再生回数も伸びているという点で見ていた方が少なからず、我々が伝えたい、「NTT東日本もデジタルをやっているんだ」というイメージ想起に繋がっており、我々の成し遂げたい成果の第一歩は着実に進めているのではないかと考えています。また直近では、下期にかけて、来年度の採用活動も開始されますので、新卒採用や中途採用で我々の会社を希望している方に対してこの動画を見せることで、NTT東日本で働きたいと考えてはいたけど、デジタル業務をやりたいという人が一人でも増えるように、オウンドメディアやイベントでも活用していければと考えています。

質疑応答

Q1.デジタル人財採用の動画とのことですが、どのような人材を求めているのか?

デジタル人材やデジタル技術と一概にいっても、AIやIoT、SaaSなど、様々なものがあり、それぞれのスペシャリストを求めているだけではなく、一つ大きなことを成し遂げるというよりかは、そのもの自体は小さなことでもそれを地域や社会全体に適応することで世の中を変えていく、且つそれをデジタルの力で変えていくというマインドを持った人材を採用したいと考えています。

Q2.動画では、農業とアパレルのシーンがありましたがNTT東日本は他にどんなことを行なっていますか? 

いろんなことをやっているため、一概には言えないですが、動画の最後に出てきた人工衛星が表している、宇宙のIoTすなわち衛星データを活用するビジネスも行なっています。宇宙や衛星データを活用といっても自身には関係ないと思われている方が多いかと思いますが、毎日使っているスマホでも例えばGPSや天気予報も衛星データを使っています。遠い存在ではなくあらゆる分野で衛星データを活用できるというイメージを普及させています。それ以外にもMaaSや、無人店舗(スマートストア)など様々な分野でのDXの取り組みを行なっています。

まとめ

これまで、DX における動画活用についてと、実際に制作した東日本電信電話株式会社様の生の声をお届けしました。DX人材採用における動画活用は今後一層注目されます。 ぜひ、採用における動画活用にご興味がありましたら、当社にお問い合わせください!

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