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営業ツールとして動画を活用するメリットとは?おすすめシーンや制作のポイントを解説

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近年では、YouTubeやTikTokなどの動画媒体を視聴するユーザーが急速に増えています。このことから、自社営業に「営業動画を取り入れていきたい」と考えて、営業ツールとして取り入れるケースが増えてきました。営業ツールとして考えると、動画にはさまざまな活用の可能性があります。

今回は、営業に活用できる動画の種類に加えて、メリットや費用相場などを紹介します。

目次

営業ツールとして動画が活用されている理由

動画が営業ツールとして活用されるようになったのは、パンフレットやパワーポイントなどの資料では伝わらないメッセージや、商品・サービスの特徴をわかりやすく見せられるからです。動画に短くまとめた商品・サービスの内容や活用シーンなどを顧客やリードに視聴してもらうだけで購買意欲を高められます。

対面での営業シーンだけでなく、オンライン営業のシーンでも動画は使用できます。遠隔地の顧客への営業でも効果的なツールで、営業効率を上げやすいのも動画のメリットです。営業目的の動画を制作すれば、営業担当者全員が共有して使えます。動画は営業の品質を担保するうえでも役に立つ営業ツールなので、活用する企業が増えてきています。

営業に動画を活用するメリット

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企業が営業において動画を活用することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。ここからは、特に知っておきたい4つのメリットを解説していきます。

商品・サービス紹介動画に割く時間を商談に使える

営業動画を活用すれば、商品・サービスの説明に割く時間を商談に活用可能です。一般的な商談時間は30~60分であることが多く、この間で自社の魅力をアピールする必要があります。しかし、商品・サービスの基本説明だけで時間を多く費やしてしまうと、価格やアフターサポート、ヒアリングなどに注力できなくなるでしょう。

商品・サービスの説明は動画で理解してもらい、個別の対応に時間をかけるためにも動画を積極的に活用することがおすすめです。

提供する情報のバラつきをなくせる

営業動画を活用すれば、担当者の経験やプレゼン力などによる契約率の差異をなくせることもメリットといえるでしょう。パンフレッドや資料を用いて説明した場合、営業担当者の主観が入り、提供する情報にバラつきが出てしまいます。しかし、動画を活用すれば、顧客に対して情報の漏れがなく、均一な情報に基づく営業が可能です。

商品・サービスのイメージが伝わりやすくなる

営業動画には、商品やサービスのイメージが伝わりやすくなるといった特徴もあります。例えば、デモンストレーション動画のように商品の使い方を実際に使用して紹介することで、ユーザーは効率的に理解できるでしょう。さらに、動画は記憶に残りやすいため、短時間でアピールできます。

インバウンドセールスと同様の効果を期待できる

営業動画を活用することで、インバウンドセールスと同様の効果も期待できるでしょう。インバウンドセールスとは、顧客自身が企業に問い合わせるように誘導しながら営業する手法です。例を挙げると、営業動画を活用したインバウンドセールスは以下のようなものが挙げられます。

  • Webサイト:商品やサービスのデモンストレーション動画による購入促進
  • 営業メール:メール内に動画を埋め込んで印象付ける
  • SNS:Instagram、Twitter、YouTube、Facebookなどによる宣伝効果が見込める
  • セミナーや展示会:多くの顧客に自社をアピール
  • ウェビナー:ウェビナーの内容と動画を関連付けてアピール

上記の通り、営業動画を活用することでさまざまな効果を期待できるでしょう。

営業に活用できる動画の主な種類

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営業に活用できる動画は、主に以下の6つが挙げられます。

  • 会社紹介動画
  • 商品・サービス紹介動画
  • デモンストレーション動画
  • マニュアル動画
  • テスティモニアル動画
  • ウェビナー動画

ここからは、各動画の特徴について具体的に見ていきましょう。

会社紹介動画

会社紹介動画は、企業の経営理念や事業内容、商品やサービスなどの内容を伝えるための動画です。営業では取引先や顧客の候補に自社の特徴をわかりやすく伝えるための営業ツールになります。

自社のビジネスによって会社紹介動画の作り方には違いがありますが、事業紹介型、コンセプト紹介型、インタビュー型がよく用いられています。説明の効率を上げ、説明の均質性を上げられるツールです。

商品・サービス紹介動画

自社で販売している商品やサービスの紹介をする動画は営業ツールとしてよく用いられています。

有形商材の場合には商品のサンプルを顧客に見せて説明できますが、SaaSによるオンラインシステムなどの無形商材の場合には具体的な説明が容易ではありません。有形商材の場合にも利用シーンをイメージしてもらえない場合があります。具体的なシーンを取り上げて紹介動画に仕上げれば、商品やサービスの魅力がわかる営業ツールになります。

デモンストレーション動画

デモンストレーション動画は商品やサービスの利用シーンや利用による効果をイメージしてもらうための営業ツールになります。

実際に商品やサービスを利用している様子を動画に収めます。新しいコンセプトで商材を打ち出すときには、メリットやベネフィットを理解しやすいのがデモンストレーション動画を使う魅力です。小型の有形商材なら持参して紹介することもできますが、無形商材や大型の有形商材ではデモンストレーション動画があると使い方がわかりやすくなります。

マニュアル動画

マニュアル動画は製品やサービスの使い方を具体的に説明する動画です。ルート営業で顧客が求める情報を提供するための営業ツールにもなりますが、新規営業でも実際に使っているシーンをイメージしてもらう目的で活用できます。

マニュアル動画は使い方を映像、キャプション、音声によってわかりやすくまとめたものです。「システムを導入してみたけれど使い方が複雑でわからない」といったトラブルに簡単に対応できます。

テスティモニアル動画

テスティモニアル動画は商品やサービスを利用した人からの声を取り入れた動画です。顧客へのインタビュー動画が典型例で、実際の利用者による評価の良し悪しを伝える営業ツールになります。

テスティモニアル動画では口コミをテキストで入れても信憑性を疑われるため、リアルな「お客様の声」といった形で制作することが重要です。第三者としてのユーザー視点での感想を発信できるので、自社商材の良し悪しを信憑性がある形で伝えられます。

ウェビナー動画

ウェビナー動画はオンラインで開催するセミナーの動画です。録画したウェビナー動画は営業ツールになります。

ウェビナーは顧客やリードに有益な情報を提供し、顧客に育て上げる目的で開催されるのが一般的です。ウェビナーの内容を動画にしておけば、ウェビナーに参加できなかった人にも見てもらえます。商品・サービスの内容や特徴を理解してもらうだけでなく、メリットも詳しく伝えられるので効果的な営業ツールです。

営業で動画を活用できるシーン

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営業では動画を営業ツールとして持っていると、内容に応じてさまざまシーンで活用できます。ここでは営業で動画を活用できるシーンを紹介します。

会社紹介・ブランディング

会社紹介をして相手に自社のブランディングをするための営業ツールとして動画は役に立ちます。飛び込み営業のときに自社の強みや魅力を的確に伝えられるツールです。新しい接点を開拓するためのツールとしても役に立ちます。

商品・サービスのプロモーション

商品やサービスを個別にプロモーションするときにも動画は有効な営業ツールです。取引先や新規営業先に説明する際に動画で紹介すればわかりやすく自社商材の特徴を伝えられます。営業スキルにかかわらずに均質的な営業ができる点もメリットです。

商品の使い方やサービスの利用方法の説明

アフターフォローとして顧客に商品やサービスの利用方法を伝える手段として動画は有効です。問い合わせがあったときに動画のリンクを送付すれば自己解決を促せます。利用方法の説明動画は営業のときにも使えるので便利です。

顧客やリードの興味付け

顧客やリードに新たに興味付けをする営業ツールとしても動画は有効です。商品を購入した顧客に対して、関連商品の情報を動画で送付して購買を促すのが一般的な方法です。動画で実際の利用シーンをイメージしてもらうと購買意欲を高められます。

営業担当者の教育

動画は顧客に視聴してもらう目的だけでなく、自社の営業担当者を教育するためのツールとしても重要です。商品やサービスのメリットや特色をまとめた動画を視聴すると、営業担当者もアピールすべきポイントを理解できます。

営業活動向けの動画を制作するポイント

営業ツールとしての動画は制作の仕方に工夫が必要です。ここでは営業活動向けの動画を制作するポイントを紹介します。

動画の活用方法に合わせて企画する

営業ツールとして動画を制作する際には、まずその動画の活用方法を検討してから内容を企画することが重要です。営業課題を洗い出し、その解決策としての営業ツールを作り上げるという視点で動画を制作すると、効果が向上します。

無形商材の説明が難しい、サービスの利用メリットを伝えにくい、サンプルを提供できないなど、様々な営業課題があります。これらの課題を解決するツールとして動画を企画・制作することが、営業効率の向上につながる重要なポイントです。

動画の長さを調節する

営業ツールとしての動画は、内容に合わせて適切な長さに調節することが重要です。商品やサービスの説明に長尺の動画を使用すると、視聴者が飽きてしまうことがあります。基本的には、速やかに特徴を理解し、良い商材ならすぐにでも検討したいと考えるのが一般的です。

適切な動画の長さは用途によって異なりますが、数十秒から5分程度を目安に制作しましょう。伝えたいメッセージを明確にし、コンパクトにまとめることで、視聴者に好印象を与えることができます。

視聴者の視点で内容を整える

視聴者を意識して動画を制作することは必須です。自社から伝えたいことが、必ずしも顧客が求めていることと一致するわけではありません。的外れなアピールをしても購買行動に移らないでしょう。誰を動画の視聴者(ターゲット)にするかを考えて、興味を持って視聴してくれるように工夫することが重要です。動画の品質も重視して、最後まで視聴してもらえる動画に仕上げると効果が上がりやすい営業ツールになります。

用途ごとに動画を制作する

動画を営業ツールにする際に重要なのは、汎用性のある一本の動画を制作することを目指さずに、用途ごとに企画・制作をすることです。例えば、新たに接点ができた相手への説明と、これまでずっと取引をしてきた顧客への説明では求められる内容が違います。動画制作をするときには用途に合わせて最適化した動画を制作しましょう。他の目的でも転用できるのは理想的ですが、効果が上がらない場合もあるので、個別に動画制作を進めるのがおすすめです。

営業活動向けの動画制作を依頼することはできる?

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営業活動に有効な動画は動画制作会社に依頼して作り上げられます。自社商材のアピール力を重視した動画や、使い方をイメージしやすい動画など、さまざまなコンセプトで動画制作を依頼できます。営業活動での課題感を考慮して、顧客やリードのアクションを促せる動画を企画して制作すれば、有効な営業ツールとして活用できるでしょう。

営業に活用できる動画の費用相場

ここでは、営業動画の費用相場を解説していきます。各動画の費用相場は以下の通りです。

会社紹介動画 50万~200万円
商品・サービスの紹介動画

(デモンストレーション動画)

30万円~100万円
お客様の声・インタビュー動画 30万~100万円

費用を少しでも安く抑えたい場合は「工程別で依頼する」「動画の再生時間を短くする」などの工夫をしてみてください。また、自社で内製できる作業がないかについても確認してみましょう。なお、各動画は約2~3ヶ月ほどで制作可能です。しかし、再生時間や表現方法などによって異なるため、事前に相談することをおすすめします。

営業ツールとしての動画制作なら、プルークス

営業動画を活用することで、自社の商品やサービスの説明を効率的にわかりやすく伝えられるほか、営業担当者は商談に専念できます。しかし、営業ツールとして動画を活用するのであれば、お客様に伝えたい内容を的確に訴求できる高品質な動画が求められるでしょう。

弊社プルークスでは、多数の営業動画を制作した実績があります。営業動画の制作に関して何かお困りであれば、お気軽にお問い合わせください。

営業に活用されているプルークスの動画事例

プルークスでは営業用の動画を多数制作してきました。こちらでは営業ツールとして使用されている動画の代表例をご紹介します。

三菱UFJニコス株式会社様

三菱UFJニコス株式会社様は、さまざまな決済方法を提供する三菱UFJフィナンシャルグループの中核企業です。動画では、スーパーマーケットや旅行先などで便利な「DCカード」について、プロモーション映像を用いて紹介しています。また、メインターゲットを若年層に設定し、洗練されたデザインのアニメーションを取り入れることで、ユーザーの興味を惹く映像にしました。

インキュデータ株式会社様

インキュデータ株式会社様は、デジタルソリューションの開発・提供を行っている企業です。動画では、同意管理プラットフォームの「Qonsent」について紹介しています。ギミックのあるモーションを取り入れることで、ユーザーの興味を惹きつける映像にしました。またグラフや数値、テロップなども活用し、訴求力のある映像になっている点も魅力です。

エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社様

エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社様は、経理や財務など間接業務に関するアウトソーシングとコンサルティングを中心に行っている企業です。動画では、RPAツールの「WinActor」について紹介しています。

サービス利用時の機能と特長をロボットに見立てることで、課題に応じて解決していく様子を直感的にイメージできるようにしました。またアフターケアや強みを訴求することで、安心感を得られる内容にしています。

営業動画に関してよくあるQ&A

最後に、営業動画に関してよくある質問を2つ紹介します。

Q. 営業に活用できる動画の制作期間はどのくらい?

A. 約2~3ヶ月ほどで制作可能です。しかし、再生時間や表現方法などによって異なるため、事前に相談することをおすすめします。

Q. 営業活動以外の動画利用がおすすめなシーンはある?

動画は営業ツールだけでなく、営業担当者の育成ツールとしても活用できます。営業のノウハウをeラーニングで習得させる、自社事例の社内共有をするといった利用方法があります。また、インバウンドセールスでも動画は有効なツールです。海外からの集客を狙ってインバウンドセールスをするなら、イメージを直感的に伝えられる動画が効果的です。

インバウンド向け動画の成功事例を紹介!メリットから動画制作のポイントも解説

まとめ

動画は営業ツールとして幅広く活用できます。動画は顧客との直接の営業活動に使えるだけでなく、オンライン営業やオンラインマーケティングにも利用できる資産です。営業効率の向上にもつながるので、目的に合わせて複数の動画を制作しましょう。動画は営業ツールとして多様な活用可能性があります。積極的に動画制作をして自社の資産としての営業ツールを蓄積していきましょう。今後の営業の品質と効率を同時に上げるためにおすすめの方法です。

この記事の監修者

監修者
松浦 寛之(まつうら のぶゆき)
株式会社プルークス 代表取締役社長 大学卒業後、NTTデータに入社し出向先のベンチャー企業でマネジメントを経験。2012年よりジュピターテレコム(現JCOM)において、メディア事業の戦略策定、新規事業開発に従事。メディア・エンターテインメント市場が変化するなか、動画マーケテイング領域に可能性を見出し、2018年4月にプルークスに参画。2020年7月からは代表取締役社長に就任。商品やサービスのプロモーションにとどまらず、インナーブランディング、採用、IRまで企業の経営課題の解決を動画の側面から支援している。
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