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インタラクティブ動画とは? 作り方のポイントや活用方法も紹介!

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近年では、企業の販売促進や採用活動に動画を活用することが主流になりつつあります。従来と比べると、ユーザーは動画に対して抵抗がなくなり、今は動画の品質による差別化が必要です。

そんななか、動画市場で注目を集めているのが視聴者側のアクションを促す「インタラクティブ動画」です。インタラクティブ動画の制作にはノウハウが必要ですが、作成できればファン作りやコンバージョンに大きな効果を期待できます。

本記事ではインタラクティブ動画の作り方や活用方法など解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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インタラクティブ動画とは?

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インタラクティブ動画とは、映像中のボタンなどの仕掛けをクリックすることで、視聴者側からもアクションを起こせるように作られた動画のことです。「インタラクティブ」は「対話」や「双方向」を意味します。

従来の動画は、配信者と視聴者との間でコミュニケーションを行う仕組みがありませんでした。しかし、インタラクティブ動画は、視聴者が能動的に配信者とコミュニケーションを取れる点に特徴があります。

インタラクティブ動画は、商品購入や採用活動などのシーンで使われており、コロナ禍により対面での活動に制限が多いなかで、活躍の場が広がっていくと予想されます。

インタラクティブ動画の活用シーン

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インタラクティブ動画は、すでにさまざまな場面で活用されています。ここでは5つの活用シーンについてご紹介します。

ECサイトへの誘導

ECサイトへの誘導は、インタラクティブ動画の代表的な使い方です。ファッションやインテリア、食品など、さまざまな業界で活用が始まっています。

例えば、動画内に表示される商品をクリックまたはタッチしたときに、商品の詳細を表示したり(ポップアップ)、オンラインショップなどのECサイトへ遷移させたり(サイトリンク)できるため、ユーザーは映像からすぐに商品購入が可能です。

動画を使った商品紹介は使用感が伝わりやすいため、購買意欲が高い状態の視聴者がECサイトへ誘導され、高確率で購入につながります。

引用元:IKEA様

疑似体験

インタラクティブ動画を活用し、ユーザーに疑似体験を提供することも可能です。

観光地や宿泊施設でインタラクティブ動画を活用することで、訪問時のイメージがより具体的になるでしょう。外出の機会が減っていることもあり、インタラクティブ動画による疑似体験はニーズが高まっています。

引用元:MIL株式会社様(あさやホテル様事例)

採用活動

会社説明会もインタラクティブ動画を活用することで、他社とは違った印象を与えられます。

動画のなかで、関心のある部署の業務説明や、オフィス紹介、社員インタビューなどを選択して視聴できるようにしたり(シーンリンク)、動画内のボタンからエントリーできるようにしたりすることも可能で、応募者がニーズに合わせて情報を取得できます。

会社説明会のインタラクティブ動画を作成しておけば、会社説明会を何度も行う必要がなくなるため採用部門の業務効率化にも役立つでしょう。

引用元:MIL株式会社様(明治安田生命様事例)

教育、研修

社内教育、研修の分野でもインタラクティブ動画が活用されており、企業の商品やサービス、制度の理解を深めるために貢献しています。

動画内に設置された目次リンクから、必要な項目に移動できるようにすることで、受講者の集中力を切らさず動画視聴を続けられます。また、ユーザー自身が知りたい情報をピックアップして学べるため、学習効率も高まるでしょう。

引用元:マクドナルド様

接客

紙資料と口頭説明により行われていた接客は、インタラクティブ動画に切り替えることで作業効率が上がります。訪問や対面接客が難しい場合でも動画であればネット環境さえあれば視聴できるため、販売機会のロスを防げます。

また、視聴者はインタラクティブ動画の視聴により、必要な情報を短時間で入手できるメリットがあります。現地またはビデオ会議で個別の質問ができる場合、情報収集を短時間で行い、個別の質問に多くの時間を割くことも可能です。商談や展示会をオンラインで行う場合などに検討したい活用方法です。

引用元:MIL株式会社様(リビエラ東京様事例)

インタラクティブ動画のメリット

インタラクティブ動画では視聴者が主体的に働きかけられるため、他の動画にはないメリットを期待できます。以下では、インタラクティブ動画ならではのメリットについて解説します。

コンバージョンにつながりやすい

「コンバージョン」とは、消費者や見込み顧客が、商品購入やサービス加入を行うことです。インタラクティブ動画は、視聴者自身が操作しながら視聴するため、商品やサービスへの理解を深めることで、コンバージョンにつながりやすくなるでしょう。

また、動画からコンバージョン先へ直接移動できるため、購入したい商品のECサイトを検索するなどの視聴者のストレスが少なく、購買意欲が高いうちに目的の行動に結びつけることが可能です。

動画に集中してもらえることで視聴時間が向上しやすい

インタラクティブ動画は、ゲームのように視聴者が能動的に関わりながら進むため、飽きにくく、視聴完了率が高い特徴があります。

動画の視聴完了率の高さは、動画内で提供される情報への理解度や、コンバージョン率と関係があります。動画の視聴完了率が高いインタラクティブ動画を使うことで、目標実現に向けた取り組みが適切だったかを表すKPIによい影響が出るかもしれません。

エンゲージメントが高まる

「エンゲージメント」とは、ユーザーが企業や商品に対してイメージしているつながりや共感の度合いのことを指します。

一方向の情報発信よりも、双方向のコミュニケーションができる場合にエンゲージメントは高まりやすいため、視聴者参加型のインタラクティブ動画は、エンゲージメントの向上に効果的です。

エンゲージメントの向上は、商品購入やブランド選択に及ぼす影響が大きいため、企業の目的達成への効果を期待できます。

解析データの取得が可能

インタラクティブ動画では、動画の「ポップアップ滞在時間」「総タッチ数」などのデータを取得でき、一般の動画よりも詳細なデータ解析ができます。

選ばれた選択肢や離脱場面などから視聴者の行動パターンを可視化し、動画の改善に役立てることができるのは大きなメリットといえるでしょう。

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インタラクティブ動画の作り方

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次にインタラクティブ動画は、どのような手順で制作してすればよいのでしょうか。4つの制作手順について解説し、各ステップでのポイントを解説します。

作り方①:目的・ターゲットを考える

インタラクティブ動画を作成する目的とターゲットとする視聴者像を明確にしましょう。目的や視聴者像が不明確だと、訴求力の低い動画になってしまい、最後まで視聴してもらうことが難しくなってしまいます。

ターゲットによって動画の長さや専門用語の有無、動画の雰囲気なども異なるため、何となく決めないように注意してください。

作り方②:全体のシナリオを考える

シナリオ作成では、動画を最後まで視聴してもらうために、情報を伝える順番をよく考えて構成を決めていきます。分岐のあるシナリオを作る場合は、遷移図を作成しておくことで作業効率が上がるでしょう。シナリオのボリュームが大きくなると、それに伴って制作期間も延び、コストも大きくなるので注意してください。

また、ターゲットに合わせて項目ごとの動画の尺を決定します。さらに、セリフや撮影アングル、撮影秒数、インタラクティブ機能なども細かく考えましょう。

やるべきことが多いですが、シナリオを丁寧に作成しておくことで、後の撮影や編集がスムーズに進みますので、ある程度時間をかけるべきプロセスです。

作り方③:撮影

撮影には、操作機能を兼ね備えたインタラクティブ動画ならではのコツがあります。

例えば、ポップアップ機能を使う予定のシーンでは、クリックしてもらう時間を作る必要があります。そのため、撮影時には被写体があまり動かないようにするなど、後でスロー編集を行いやすいように撮影しましょう。

また、選択肢によってその後のストーリーが変わるような場合、選択肢に対応したカットを撮影しておく必要があります。

作り方④:編集

一般的な動画編集に加え、インタラクティブ動画ではインタラクティブ機能の設定が必要になるため、専用のツールが必要です。ツールを使い、シナリオに沿ってポップアップ、サイトリンク、シーンリンクなどを実装します。

インタラクティブ動画ではクリック箇所が小さいと操作しにくいため、ボタンやテキストは大きめに作成しましょう。また、リンク切れがないか、複数人でしっかりチェックしてください。

視聴者のデバイス環境や視聴するシーンをしっかり考えて、正確に情報が伝わるのか、手軽に情報を入手しているのかチェックしましょう。音声を聞けない環境で視聴していると思われる場合、重要なフレーズには必ずテロップを入れるといった工夫を行います。

インタラクティブ動画制作を成功させるポイント

インタラクティブ動画を成功させるためには、何を意識して制作するとよいでしょうか。インタラクティブ動画制作の成功に関わる3つのポイントについてご説明します。

ターゲットを明確にする

インタラクティブ動画を制作する大きな目的は、ターゲットニーズに合った情報を提供して行動を促すことです。ターゲット視聴者の年齢や性別、生活習慣などを細かく考えて、ユーザーの心に刺さるキャッチコピーを考えたり適切な情報を提供したりしましょう。

仕掛けの数は多くしすぎない

動画内に仕掛けが多すぎると、視聴者が疲れてしまったり、売り込みが強いと感じたりしてしまい、離脱の原因になります。仕掛けの数は多すぎないように注意しましょう。作り手と実際のユーザーでは受ける印象が違う場合が多いため、公開前に第三者にテスト視聴してもらうことがおすすめです。

アクションを複雑にしすぎない

「インタラクティブ機能はシンプルに」が鉄則です。誰でもすぐ理解できるよう、クリック一つ、タッチ一つの簡単な操作で完結することが理想といえます。複雑すぎる仕掛けは視聴者を不快にさせる可能性があることをあらかじめ覚えておきましょう。

インタラクティブ動画を活用して、売上アップや業務効率化を目指そう!

コラム_インタラクティブ動画

インタラクティブ動画は一方的に視聴するだけの動画とは異なり、視聴者側からのアクションを促せる便利なツールです。インタラクティブ動画の作り方のポイントを押さえて、さらなる売上アップや業務の効率化を目指しましょう。

効果的なインタラクティブ動画の制作は、動画制作実績が豊富なプルークスにぜひご相談ください。

インタラクティブ動画に関するご相談はこちらicon_arrow

インタラクティブ動画制作に関してよくあるQ&A

ここからは、インタラクティブ動画制作に関してよくある質問を紹介します。

Q. インタラクティブ動画とは何ですか?

A. 映像に出てくるボタンなどの仕掛けをクリックすることで、視聴者側からのアクションを促す動画のことです。

インタラクティブには「対話」や「双方向」という意味があり、インタラクティブ動画では従来の動画とは異なり、動画のなかで選択や移動を行うといった能動的な視聴が可能です。

Q. インタラクティブ動画の作り方を教えてください。

A. インタラクティブ動画は次の順で制作します。

①目的、ターゲットを設定する→②全体のシナリオを考える→③撮影→④編集
特に編集作業では、視聴者に対して効果的なインタラクティブ機能を設定することが重要です。

Q. インタラクティブ動画制作を成功させるポイントは何ですか?

A. 「ターゲットを明確にする」「仕掛けの数は多くしすぎない」「アクションを複雑にしすぎない」の3点です。

特に仕掛けやアクションは、視聴者にとっての使いやすさを優先させましょう。視聴者にとって使いやすければ、動画からそのまま購入につながる可能性があります。

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