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【24年最新】動画制作依頼を検討中の方必見!見積もり額を抑える方法や制作までの流れ

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YouTubeやTikTokなどの動画配信サービスをはじめ、サービス紹介動画・採用動画・会社紹介動画・学校紹介動画・マニュアル動画・研修用動画など、現在ではさまざまなケースで動画が活用されています。

多くの企業がオリジナルの動画コンテンツを制作するようになりましたが、自社だけでは撮影や編集などが難しいこともあります。そういった場合に検討したいのが、動画制作のプロフェッショナルへの依頼です。

この記事では、動画制作依頼にあたって、どのようなことに注意すればよいのか、制作費用の内訳はどのように構成され、見積もり額を抑えるためにはどのような方法があるのかなど、動画制作依頼の流れについて詳しく解説します。

動画制作の見積りを取るまでの流れ

コラム_動画制作の流れ

まずは、動画制作依頼の大まかな流れを確認しておきましょう。準備段階ですべきことから、依頼後の納品までの流れを紹介します。

動画制作依頼の流れ

依頼準備

制作会社に動画制作を依頼する前に、依頼にあたり必要な情報を準備します。準備すべき具体的な情報については、後ほど詳しく解説します。

また、この段階で動画制作を依頼する制作会社のピックアップをはじめましょう。ピックアップする際は複数の会社を選定します。

実写とアニメーションのどちらの動画を制作するのかなど、内容によって動画制作会社にも向き・不向きがあります。そのため、動画制作会社を選ぶ際は、事前に情報収集を行う必要があります。

打ち合わせ・ヒアリング

次に動画制作会社に連絡し、制作依頼を検討している旨を伝え、打ち合わせを行います。

打ち合わせで動画の方向性を固めていきます。あまり準備ができていなかった部分は制作会社側からのヒアリングに沿って、明確にしていきましょう。

制作した動画をどのようなプラットフォームで配信しようと考えているのか、どのような目的で誰に向けたものなのかをはっきりさせながら、ターゲットに伝わる動画になるよう綿密な打ち合わせを行います。

多くの動画制作に携わってきたプロの意見を取り入れながら、どのような動画にしたいのかを伝えましょう。また、打ち合わせやヒアリングについても複数の制作会社と行っていた方が選択肢は広がるため、ピックアップした複数の制作会社と行うとよいでしょう。

動画制作で重要なヒアリングシートについての記事はこちら

提案・見積もり

打ち合わせの内容を踏まえて、制作会社側から「このような内容でどうですか」という企画が提案されます。この段階で、イメージが伝わりやすいように動画の概要がわかる「ラフ」などが提示されることもあります。

この時点で動画の内容が固まりつつあるため、制作費の見積もりもこの段階で提示されます。自社の予算と制作会社からの提案・見積もりを擦り合わせて、正式に契約・発注します。

複数の制作会社から提示された提案・見積もりを総合的に判断して決定しましょう。

動画制作から納品まで

契約後は、いよいよ動画制作に入ります。

動画制作は、企画、撮影準備、撮影、編集、納品の順に進められます。撮影までに出演者をキャスティング・アサインし、撮影場所によっては許可を申請します。

撮影後は、編集をしてからチェックをする「試写」も行われます。また、納品の際の動画形式を決めておくことも重要です。

動画制作の依頼を成功させるために必要な準備

コラム_動画制作の流れ

動画制作を依頼するにあたっては、依頼する側もさまざまな準備が必要です。すべてを動画制作会社に丸投げしてしまっては、よい動画は生まれません。

ターゲットの心をつかむ動画を制作するためにはどのようなことに注意しておくべきか、準備のポイントについて解説します。

最初に必ず決めておく発注3大要素

まず、動画制作を依頼する際に決めておく必要がある、発注の3大要素を確認しておきましょう。

  • 目的:その動画で達成したいことは何かを決めておく
  • 予算:上限をはっきりさせておくことでトラブルを防ぐ
  • 納期:いつまでに必要なのかを決めてトラブルを防ぐ

この3点を設定しておけば、動画制作会社とのトラブルを前もって防ぐことができます。

例えばイベントで動画を使いたい場合は、イベント前に納品が間に合わないと動画制作を依頼した意味がありません。また予算が大幅にオーバーすると動画制作後のプロモーションに費用をかけられなくなります。

特にデッドラインがある場合は動画制作会社に納期を必ず伝えておき、修正が発生する可能性も考慮して、余裕を持った納期を設定しましょう。

イメージを担当に伝えやすくする

「どのような動画にしたいのか」を制作会社側に正確に伝えられるよう、情報を整理しておきましょう。

動画の目的とターゲット(ペルソナ)を明確にしておくとよいでしょう。動画の内容やイメージがはっきり決まっていなくても、「誰に対して」「どのような目的で」動画を作りたいのかが決まっていれば、イメージは自然と膨らみます。

参考動画や動画制作の目的であるサービス概要などの資料を用意しておくとイメージを共有しやすくなり、理想的な動画に近づきます。ポイントは、動画制作会社に丸投げするのではなく、要望や動画制作の目的などを整理し、しっかりと伝えることです。

動画の配信方法・長さを決める

制作した動画の配信方法を決めておきましょう。

具体的には、自社サイトや動画サイト、SNSでの配信、街頭での放映、テレビCMでの放送など、動画を流す方法を決めます。複数の媒体で利用したい場合は、どの媒体をメインにするのかを決めておくとよいでしょう。

また、動画の長さもあらかじめ決めておきます。動画の長さは制作費用や内容、制作のアプローチに影響するからです。

「動画配信に適した6大SNSとは? 最適な長さと成果につながる制作方法」の記事はこちら

見積り前におさえておくべき動画制作の相場

動画制作を依頼する前には、相場について事前に把握しておくことが大切です。実際にかかる費用を把握できていれば、依頼前に予算を組みやすくなります。

演出別の動画制作相場表
【実写動画】素材使用 30万~
【実写動画】撮影あり 50万~
【実写動画】キャスト起用+撮影 100万~
【アニメーション動画】素材使用 30万〜
【アニメーション動画】描き下ろしイラスト 70万〜
3DCG 300万〜

※尺や演出によって金額は変動します

実写動画では、自社で動画素材を用意する場合と、出演キャストがいる場合では価格が大きく異なりますので注意が必要です。

アニメーションでも、新たにイラストを描き下ろす場合や、自社で素材を用意する場合、さらに3DCGを用いた動画の場合では、金額に大きな差があることを知っておきましょう。

動画制作の料金相場に関する記事はこちら

動画制作依頼の見積もりにおける3大要素

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「費用の見積もり」も、動画制作依頼にあたって特に注意すべきことです。

動画制作費用の見積もりには、企画費をはじめ、キャストや撮影クルー、編集担当者の人件費、備品代などが含まれています。

それぞれの費用が適切かどうか、正式に発注する前にチェックしましょう。

アイデアと進行にかかる企画費

まずは、動画制作の企画費です。

打ち合わせや台本作り、スケジュール管理など、動画が完成するまでに多くの準備が必要です。

動画内容を企画するスタッフやスケジュール調整をするスタッフ、それらを取りまとめるスタッフなど多くの人が関わるため、「企画構成費」や「ディレクション費」が見積もりに含まれます。

企画費は、依頼前に動画のイメージをしっかり固めておき、方向性や内容を明確に伝えることで、ある程度抑えられる可能性があります。

最も比重の大きな人件費

動画制作費用の中で最も大きな費用となるのが人件費です。

具体的には、動画に出演するキャストをはじめ、カメラマンや照明、音声、編集、ナレーター、ビジュアル制作などのスタッフに支払う人件費が必要になります。

撮影当日、どれくらいのスタッフが撮影に参加するのか、どれくらい時間をかけて撮影するのかによって人件費は変わります。

撮影時間が長くなればそれだけ人件費がかかり、よい動画を撮影するために多くのスタッフを動員すれば、人数に比例して人件費が増えます。また、ヘアメイクを担当するスタッフが必要であればその費用もかかります。

人件費は企画費やその他の経費に比べて膨らみやすいため、予算を抑えたい場合は調整や交渉の余地も大きい部分といえます。

その他の経費

企画費や人件費以外にも、費用がかかります。

撮影に必要な機材費や交通費、ロケハン費、楽曲使用料、マスター製作費、スタジオ使用料などです。

実写以外にイラストやアニメーション制作が必要な場合や、DVDなどを制作する場合も別途費用が発生します。

これらは人件費と違い、動画を制作する上で欠かせないものなので、費用を抑えにくいといえます。

動画制作の見積り費用を抑えるコツとは?

コラム_動画制作の流れ

動画制作を依頼するにあたって少しでも費用を抑えるためには、どのような工夫をすればよいのでしょうか。

予算の上限を決めておく

まずは、あらかじめ予算の上限を設定しておくことです。「これ以上は捻出できない」というラインを決めておき、費用がそれ以下に収まるように提案してもらう方法です。

ただし、予算の上限があまりにも低いと動画のクオリティが低くなるおそれがあります。
また、そもそも依頼を受けてもらえない可能性もあるため、動画制作にかかる費用の相場を知っておくことが大切です。

おすすめしたいのは、相見積もり(あいみつもり)を取ることです。相見積もりとは、同じ条件で複数の動画制作会社に見積もりを出してもらうことです。

費用を下げることだけを考えるのではなく、クオリティをキープすることも考えるようにしましょう。

代理店を通さない

広告代理店を通すとマージンが発生するため、余計な費用がかかります。

動画制作から大規模かつ総合的なプロモーションまでを依頼する場合は別ですが、そうでない場合は代理店を通さず、動画制作会社に直接依頼することをおすすめします。

マージンをカットできるため費用が下がり、その分制作に費用をかけられるため、動画のクオリティが上がりやすくなります。

素材を提供する

動画撮影やイラスト制作、動画に組み込むグラフィック制作などをすべて動画制作会社に依頼するのではなく、用意できる素材は自社で用意することで費用を抑えられます。

動画制作の補助金・助成金に関する記事はこちら

動画制作の見積もりにおいて注意すべきこと

続いて、動画制作の見積もりを出してもらう際に注意すべきことを紹介します。制作会社に見積もりを出してもらった際、費用の内訳に何が含まれているのかは制作会社によって異なります。

トラブルにならないためにも、見積もりの内容は必ず細部まで確認しましょう。

完成した動画の活用範囲を確認する

基本的に完成した動画の著作権は、制作会社やクリエイターが保持します。しかし、完成した動画をSNSやWEBサイトで二次利用したいと考える方も多いでしょう。基本的に、二次利用は問題ありませんが、完成後の動画を編集・改編する場合は、著作権に抵触する可能性があるため、制作会社に問い合わせるようにしましょう。

出演キャストの契約期間、使用媒体を確認する

出演キャストには、契約期間が定められています。この期間を過ぎると動画が使えなくなるため、事前に確認を取ることを忘れないようにしましょう。

また、使用する媒体によって金額が変動するため、媒体別に見積もりを出してもらうことも必要です。あとになってトラブルにならないように、見積もりを出してもらった時点で明確にしておきましょう。

移動費が含まれているか確認する

見積もりの内訳に、制作会社側の旅費や交通費が含まれているかを必ず確認しておきましょう。動画制作の見積もりにおいてトラブルの1つに移動費の有無が挙げられます。見積もりのなかに制作会社スタッフの旅費や交通費が含まれておらず、あとになって別途請求されたことでトラブルに発展することもあります。

必ず見積もりの段階でスタッフの旅費や交通費が含まれているかを確認しましょう。

見積もりに不明点があれば質問する

どのケースにも共通することは確認を行うこと、そして疑問や不明点がある場合には、必ず質問をすることです。見積もりに関して不明点がある場合は質問をし、不安要素を解消するように心がけましょう。

後々トラブルにならないように、見積もりの段階で質問しておくことが大切です。不明点を明確にしておくことで、認識の相違を防止し、スムーズなやり取りを行うことができます。

例えば、音楽やイラストなどはフリー素材を活用したり、自社で部分的な映像を用意したりすれば、その分の費用を削減できるケースがあります。

キャストとロケーションを絞る

動画制作にかかる3大コストのうち、最も大きな割合を占めるのが人件費です。そのため、動画に出演してもらうキャストや撮影日をできる限り少なくすることで、費用を削減できます。

メインキャスト以外は自社スタッフで代用すると、人件費を大幅にカットできるでしょう。

アニメーションにする

動画の目的や内容によっては、「アニメーション」で動画を制作するのもおすすめです。動画をアニメーションにすれば、キャストの出演料や撮影スタッフの人件費がかからないため、全体の費用を大幅に抑えられます。

アニメーション動画の種類と特徴に関する記事はこちら

また、実写とアニメーションを併用する方法もあります。

すべてを実写にするとそれだけ人件費がかかりますが、実写でなければならない部分のみを実写にして、それ以外はアニメーションにすることで費用を抑えられます。

依頼したい内容を押さえて動画制作会社に相談を

コラム_動画制作の流れ

動画制作を依頼するにあたって重要なのは、「どのような動画をどのような目的で制作したいのか」という要望を明確にしておくことです。

要望をはっきりさせておくと制作会社にイメージが伝わりやすいため、理想に近い成果物を作り上げることができます。また、要望の優先順位を整理しておくことで、見積もり金額を抑えたい時に、どの部分を調整すればよいか明確になります。

理想の動画を制作するためには、イメージや要望を共有するために動画制作会社と綿密なコミュニケーションを取ることが大切です。

プルークスでは、お客様が動画で解消したい課題を踏まえて、どのような動画を求めているのかを的確に把握し、動画にまつわる徹底的なサポートを行います。依頼先に悩んでいる場合は、実績が豊富なプルークスにご相談ください。

動画制作の見積もりをする際によくあるQ&A

動画制作を依頼する際によくある疑問をQ&A形式で紹介します。

Q. 動画制作は「個人」「制作会社」どちらに依頼すればよい?

A. 個人に依頼すると安価で制作できますが、質を求めるなら制作会社に依頼することをおすすめします。

個人のクリエイターに依頼すると安価で依頼できますが、制作会社に依頼すれば、動画の品質が保たれることや納期に遅れることがないため、安心して依頼できるでしょう。制作会社に依頼するのであれば、実績が多い制作会社に依頼することをおすすめします。

Q. 動画制作の見積もりはどのくらいかかる?

A. 見積もりを依頼する時期や動画内容によって変動します。

制作会社によりますが、プルークスであれば3営業日以内に見積もりを出すことができます。

Q. 動画制作依頼~完成までどのくらいの日数がかかる?

A. 制作会社によりますが、多くの場合2~3ヶ月を要します。納期が決まっている場合は最初に伝えましょう。制作工程や演出を工夫することで限られた期間でも動画を制作できる場合があります。

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この記事の監修者

監修者
松浦 寛之(まつうら のぶゆき)
株式会社プルークス 代表取締役社長 大学卒業後、NTTデータに入社し出向先のベンチャー企業でマネジメントを経験。2012年よりジュピターテレコム(現JCOM)において、メディア事業の戦略策定、新規事業開発に従事。メディア・エンターテインメント市場が変化するなか、動画マーケテイング領域に可能性を見出し、2018年4月にプルークスに参画。2020年7月からは代表取締役社長に就任。商品やサービスのプロモーションにとどまらず、インナーブランディング、採用、IRまで企業の経営課題の解決を動画の側面から支援している。
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