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映像制作会社が実際に選ぶ映像制作アプリ・ソフト10選!

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スマートフォンやSNSの発達に伴い、自社紹介動画の制作を行なう企業が増えています。しかし、動画の制作を制作会社に依頼する場合は、ある程度の費用が必要です。映像によっては制作費用が高額になることもあるので、「自社で動画を制作できないか?」と考える担当者の方もいるでしょう。

今回は自社での動画制作を検討している方に向けて、動画制作ソフトの選定基準や、映像制作会社がおすすめするソフトを紹介します。

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映像制作会社がアプリ・ソフトを選定する際の基準とは

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映像制作には、編集アプリ・ソフトが欠かせません。映像制作会社はさまざまなアプリやソフトを使用していますが、どのような基準で選んでいるのでしょうか。

おすすめのアプリ・ソフトを紹介する前に、担当者の方に向けて映像制作アプリ・ソフトの選定基準を紹介します。

スマホ向けのアプリでも編集は可能ですが、より品質の高い動画にするためには、パソコン向けのアプリ・ソフトを使用する必要があります。今回はパソコンで使用することに重きを置いて紹介します。

必要な機能の網羅性

映像制作アプリ・ソフトは、簡易的なものから多機能なものまであります。機能が多いほどさまざまな手法を用いた編集が可能ですが、多機能なアプリ・ソフトは高価で操作が複雑なものが多いです。

スムーズに映像を制作するために、まずは必要な機能を洗い出すことから始めましょう。
必要な機能が搭載されたアプリ・ソフトを選べば、短時間で操作方法を覚えられます。また、機能を絞ったアプリ・ソフトを選ぶことで、購入費用も抑えられるでしょう。

さらに、機能が少ないアプリ・ソフトを複数組み合わせることで、簡単に目的の動画を制作できる場合があります。必要な機能の他にも、他のアプリ・ソフトと連携ができないか確認しましょう。

他のアプリ・ソフトや機材との親和性

映像制作アプリ・ソフトを選定する際は必要な機能があるか、OSや使用機材に対応しているか、他のアプリ・ソフトと連携できるかといったことを確認する必要があります。特に重要なのは、撮影した動画形式のフォーマットに対応しているか確認しましょう。

なぜなら動画の形式はたくさんあり、撮影機材によってフォーマットが異なるためです。そのためフォーマットの確認を怠ると、スマホやカメラで撮影した映像をアプリ・ソフトで読み込めないことがあります。

また、アプリ・ソフトによっては特定のOSにしか対応していないものや、ハイスペックのパソコンが必要になるものもあります。動画編集を行なうパソコンや撮影機材のフォーマットがアプリ・ソフトに対応しているかどうか、購入前にしっかり確認しておきましょう。

導入に要するコスト

映像制作アプリ・ソフトを導入する際、コストは重要な要素といえます。

しかし、映像制作アプリ・ソフトは無料のものも多く、中には性能が有料アプリ・ソフトに匹敵するものもあります。有料アプリ・ソフトだけでなく無料のものも視野に入れると、コストを大きく下げることができます。

有料のアプリ・ソフトの導入を検討している場合は、まず試用版を導入しましょう。試用版を使うことで、実際の動作環境や使い心地をさまざまなアプリ・ソフトと比べることができます。導入の際はアプリ・ソフトの金額だけでなく、使用方法の習得といった導入に必要な時間的コストも加味して選ぶとよいでしょう。

普及しているものであること

映像制作アプリ・ソフトを導入するなら、なるべく広く普及している有名なアプリ・ソフトを選ぶことをおすすめします。

その理由は、広く普及しているアプリ・ソフトは、書籍・ネットともに多くの情報があるからです。トラブルが発生した際やノウハウを調べる際、スムーズに情報を集めることができます。

また、多くの人が使用しているアプリ・ソフトは、動画素材や制作データのやり取りが可能になるため、作業効率の向上が見込めるでしょう。

ロゴが削除できるか

映像制作ソフトやアプリの中には、編集した動画にウォーターマークと呼ばれるソフトやアプリのロゴマークが入るものがあります。ウォーターマークは主に無料の映像制作アプリ・ソフトが宣伝のために挿入するもので、画面全体に薄っすらと透かしが入るタイプや、画面の左下や右下に挿入されるタイプがあります。

動画を個人的に使用する場合はさほど問題ありませんが、企業紹介の動画として使用する場合はウォーターマークを削除できるかどうかを調べてから導入しましょう。

サポート体制の充実

映像制作アプリ・ソフトを選ぶ際に見落としがちなのは、サポート体制の充実度です。
アプリ・ソフトの導入直後や社内環境によっては、思わぬ不具合が発生することがあります。その際にサポートを受けられないと、導入に時間がかかってしまうでしょう。

また、海外製アプリ・ソフトで日本語のサポートが充実していないものだと、トラブルやエラーの際にメーカーとの意思疎通ができず、小さなトラブルでも膨大な時間を取られてしまうこともあります。映像制作アプリ・ソフトを導入する際は、サポート体制が充実しているかどうかも確認しましょう。

映像制作会社が実際に選ぶ映像制作アプリ・ソフト10選

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ここからは映像制作会社が実際に選ぶ、映像制作アプリ・ソフトを10本紹介します。
アプリ・ソフトによっては機能、費用面が大きく違うため、導入後に後悔しないためにも自社に合ったアプリ・ソフトを選ぶことが大切です。

世界的デファクトスタンダード「Adobe Premiere Pro」

「Adobe Premiere Pro」は、アメリカのソフトウェア会社Adobeが提供する動画編集ソフトで、世界トップクラスのシェアを誇ります。操作が複雑で初心者がいきなり使用するのは難しいですが、「できないことはない」といわれるほど高機能で、世界中のプロが愛用しています。

Mac、Windowsともに対応しており、料金は月額制です。Adobe Premiere Pro単体は2,728円/月、法人向けは4,158円/月です。まずは体験版をインストールして、使い心地を確かめてみるとよいでしょう。

公式URL:https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html

Proの簡易版「Adobe Premiere Elements」

「Adobe Premiere Elements」は上記で紹介したPremiere Proの下位互換にあたり、一般の人でも使いやすいようにしたソフトです。Premiere Proと比べて操作が直感的で、初心者でも扱いやすいのが特徴です。動画編集を初めて行なう人にとっては、最適なソフトの一つでしょう。

Premiere Proと異なり、編集できる範囲やフォーマットが決められていますが、高品質な動画を手軽に制作することができます。Mac、Windowsともに対応しており、価格は19,580円です。買い切りなので、長い目で見るとコストを抑えることができます。

公式サイト:https://www.adobe.com/jp/products/premiere-elements.html

国内トップシェア「PowerDirector」

動画編集ソフトの多くは海外製ですが、「PowerDirector」は日本製で国内トップシェアを誇ります。販売を行なうサイバーリンク社はクリエイティブ系ソフトの他にもAIにも強みがあり、PowerDirectorにもAIが編集をサポートする機能が搭載されています。どちらかといえば家庭向きのソフトですが、使用している制作会社もあるほど優秀なソフトです。

Mac、Windowsともに対応しており、体験版をダウンロードできます。料金は12ヵ月8,480円です。機能に対してコストパフォーマンスが高いソフトといえるでしょう。

公式サイト:https://jp.cyberlink.com/

Macならコレ!「Final Cut Pro」

Macを販売するAppleによって開発された動画編集ソフトが「FinalCutPro」です。Apple製の有料ソフトで、一般の方向けの動画編集ソフトであるiMovieの上位互換にあたります。Appleの公式ソフトなのでサポート体制が優れており、問題が起こりにくいソフトです。価格に対して性能が高いといわれており、有名YouTuberのHIKAKIN氏が使用していたことで知られています。

Macにのみ対応しており、体験版は90日使用可能です。料金は買い切りで36,800円。基本的なことが一通りできるので、Macを使用しているのであればおすすめです。

公式サイト:https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/

新進気鋭の「FilmoraPro」

「FilmoraPro」は、中国に本社があるWondershare社が提供している動画編集ソフトです。
さまざまな編集が可能なプロ向けのソフトとして販売されており、Premiere Proにも引けを取りません。特筆すべきポイントは多機能でありながら、無料でもすべての機能を利用できることです。

Mac、Windowsの両方に対応しており、有料版は買い切りが21,980円で、1年間プランは13,980円です。有料版にはサポートがあり、ウォーターマークを消すことができます。

公式サイト:https://filmora.wondershare.jp/filmorapro-video-editor/

YouTuberに人気「Filmora」

「FilmoraPro」はプロ向けですが、「Filmora」は初心者に向けて開発された動画編集ソフトです。操作が直感的かつ簡単でありながら、さまざまな編集ができることで知られています。FilmoraProと同様に無料で利用できるため、YouTuberをはじめ多くの動画制作者に愛用されています。

公式サイト:https://filmora.wondershare.jp/

ウォーターマークの削除が可能になる有料版は、商用永続ライセンスが14,900円です。MacとWindowsに対応で商用使用可能、低価格な買い切りソフトとして人気があります。

直感的な編集ができる「VideoStudio」

カナダのソフトウェアメーカーCorel社が提供する「VideoStudio」は、個人向けの動画編集ソフトです。海外製品ですが日本でも知名度が高く、解説書なども販売されています。直感的な編集が可能で機能も豊富なので、初心者にもおすすめできるソフトです。

標準的な機能が盛り込まれた「Pro」と、より多くの機能が搭載された「Ultimate」があり、「Pro」が14,080円、「Ultimate」が18,480円です。対応OSはWindowsのみですが、プロが使用するクラスのものが買い切りかつ低価格で購入できるため、非常に人気があります。

公式サイト:https://www.videostudiopro.com/jp/

動作が軽快!「VEGAS Pro」

「VEGAS Pro」は、ドイツのMAGIX Softwareが開発したプロ向けの動画編集ソフトです。
家庭用ソフトと違い、高度な編集や4Kといった最先端の形式にも対応しています。日本での販売はポケトークなどで知られるソースネクスト株式会社が行なっているため、海外ソフトながら日本語サポートが充実しています。

「VEGAS Pro」は、海外YouTuberに多く愛用される「VEGAS Edit」にライブ配信できるツールや、クロマキー合成プラグインなどのツールを搭載しています。対応OSはWindowsのみで、価格は買い切りで39,800円です。

公式サイト:https://www.sourcenext.com/product/vegas/vegaspro/?i=vegas_navi

VEGASのエッセンスを抽出「Movie Studio」

上で紹介した「VEGAS」の機能を絞り、初心者でも使いやすくしたソフトが「Movie Studio」です。必要な機能に絞っていますが、さまざまなエフェクトを搭載しており、YouTubeに直接アップロードできる機能も備わっているので、本格的な動画編集でなければ十分対応できます。

特筆すべきポイントは、買い切り6,300円で使用できることです。4万円を超える「VEGAS」と比べると、非常に安いことがわかります。「Movie Studio」は、動画編集ソフトの中では動作が比較的軽いことでも知られています。

公式サイト:https://www.sourcenext.com/sitecore/content/Home/product/vegas/moviestudioplatinum_sp-edition/

エフェクトが豊富な「After Effects」

「After Effects」は、「Premiere Pro」を販売するAdobeが提供するソフトです。動画編集ソフトというよりは、動画にエフェクトや効果を入れることに強みを持つソフトです。短時間の動画にさまざまなエフェクトを入れる場合は、「After Effects」を選ぶとよいでしょう。

料金は月額制で、OSはMacとWindowsに対応しており、After Effects単体は2,728円/月、法人向けは4,158円/月です。Premiereと同時に使用するのであれば、20以上のクリエイティブアプリを利用できるCreative Cloudを使用するとよいでしょう。

公式サイト: https://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html

映像制作を行なうにはアプリを活用するノウハウが必要

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映像制作には動画編集アプリ・ソフトが欠かせないため、多くのアプリ・ソフトがリリースされています。操作が簡単な初心者向けのソフトもたくさんありますが、質の高い映像を制作するためには、それなりのノウハウが必要です。

企業内で使用するのであれば個人でも制作できますが、社外に出すのであれば映像制作会社に依頼することをおすすめします。

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