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縦型動画広告のメリットとは?成果につなげる作り方・ポイントを紹介!

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自社の認知度向上や販売促進を図るための手段として、動画広告の導入を検討している広報担当者は多いでしょう。昨今では、動画広告のなかでも「縦型動画広告」が注目されています。

そこで本記事では、縦型動画広告の基礎知識をわかりやすくお伝えします。縦型動画広告のメリットや配信先、成果につなげるための作り方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

縦型動画広告とは

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縦型動画広告とは、スマートフォンを縦にした状態で映像が画面にフィットする動画広告のことです。つまり、縦長の映像を含む動画を配信できる広告を指します。

「YouTube」で視聴される動画の多くは、縦横比が「16(横):9(縦)」あるいは「4:3」です。一方で、縦型動画広告の縦横比は「9:16」であり、横よりも縦のほうが長いのが特徴といえます。

この「9:16」は、「TikTok」や「Instagram」といったSNSで一般的に配信される動画の縦横比です。

総務省の調査では、TikTokやInstagramの利用率は10~20代で特に高くなっていると発表されています。このことから、縦型動画広告は「Z世代の若年層」に受け入れられやすいといえるでしょう。

引用:総務省情報通信政策研究所|令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

縦型動画広告を取り入れる3つのメリット

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縦型動画広告を導入することで、企業は多くのメリットを得られます。縦型動画広告を取り入れる主なメリットは、次の3つです。

メリット1:動画の表示サイズが大きくなる

縦型動画広告は、スマートフォンで視聴する場合の表示サイズが大きくなります。そのため、画面サイズを有効活用しながら商品やサービスの魅力を伝えられるでしょう。

総務省によると、スマートフォンの世帯保有率は2020年時点で90%近くにも昇ると発表されています。

引用:総務省|デジタル活用の現状

このことから、動画広告を視聴する人は、かなりの割合でスマートフォンを用いて視聴すると考えられるでしょう。とはいえ広告を視聴するために、わざわざスマートフォンを横にするのはユーザーにとって不便です。

しかし、縦型動画広告であれば、スマートフォンを縦にしたままで広告を視聴できます。ユーザーに多くのストレスを与えず、かつ大きな画面で商品・サービスの魅力を伝えられるのは大きなメリットといえるでしょう。

メリット2:SNS配信で有利になる

縦型動画広告は、SNSでの配信において有利な手段といえます。

前述した通り、TikTokやInstagramといったSNSで配信される動画は縦型のものが一般的です。そのため、SNSユーザーは、スマートフォンを縦にした状態で動画を視聴するでしょう。縦型動画広告であれば、縦型動画が主流のSNSユーザーが違和感なく視聴できます。

また、SNSの動画広告は、一般ユーザーが投稿する動画の合間に挟むタイプのものが一般的です。この場合、横型動画だと表示サイズが小さくなるため、ほかの動画に埋もれてしまうでしょう。その点、縦型動画広告であれば表示サイズが大きい分、埋もれにくいのもメリットといえます。

メリット3:最後まで視聴してもらえる可能性が高まる

縦型動画広告であれば、ユーザーに最後まで視聴してもらえる可能性が高まります。ある海外の調査では、縦型動画広告の視聴完了率は、横型動画広告と比べて約90%上がるとされています。

これは、スマートフォンを縦にした状態で動画を視聴する人が多いことが要因と考えられます。

ユーザーにとって、横型動画広告を視聴するためにスマートフォンを横に傾けた後に、縦に戻すのは不便に感じるでしょう。動画広告が多いほどストレスは増えるため、視聴さえも嫌になってしまう可能性があります。

しかし、縦型動画広告であれば、このようなストレスが発生しません。テレビ番組の合間にCMが入るような感覚で自然に視聴できるため、離脱されにくいでしょう。最後まで視聴してくれるユーザーが増えれば、より商品・サービスの魅力を伝えられます。

縦型動画広告の代表的な配信先について

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縦型動画広告は、さまざまなプラットフォームで配信できます。広告配信には費用が発生するため、どの配信先を選ぶか慎重に選択しましょう。

縦型動画広告の代表的な配信先として、次の5つを紹介します。

YouTube(ショート動画)

動画共有サービス「YouTube」には、最大60秒までの縦型動画を配信できる「YouTubeショート」があります。

YouTubeショートでは、一般ユーザーが配信するショート動画の合間に、縦型動画広告を配信することが可能です。YouTubeは老若男女問わず利用されているプラットフォームであるため、幅広い年齢層にアプローチできるでしょう。

TikTok

中国のByteDance社が提供する「TikTok」は、動画に特化したSNSです。縦型動画を通じた交流が活発であり、縦型動画広告だけでなく自社アカウントでの情報発信も行えます。

TikTokは、特に10代の人に多く利用されているため、学生をターゲットとした商品・サービスを訴求する際に、大きなアプローチ効果が期待できるでしょう。

Instagram(リール/ストーリーズ)

アメリカのMeta社が提供する「Instagram」は、画像や動画を共有できるSNSです。短時間の縦型動画を共有できる「リール」や、24時間限定の「ストーリーズ」で、15~90秒の縦型動画広告を配信できます。

Instagramでは、特に女性ユーザーから高い支持を得ています。また、プラットフォーム内で動画広告の編集が行えるのも強みです。

LINE VOOM

メッセージアプリ「LINE」には、ショート動画を共有できる「LINE VOOM」という機能があります。LINE VOOMでも、一般ユーザーが投稿した動画の合間に縦型動画広告を配信可能です。

LINEは、老若男女問わず高い利用率を誇ります。LINEユーザーの7割以上が月に1度以上はLINE VOOMの広告に接触しているデータもあるため、新規顧客への広範なアプローチがしやすいといえるでしょう。

Pinterest Ads(Pinterest アド)

写真共有サービスである「Pinterest」には、「Pinterest Ads」という広告配信機能があり、縦型動画広告の配信が可能です。

スタンダード動画とワイド動画の2種類を選択が可能であり、いずれも縦型動画と相性がよいスマートフォンに対応しています。世界に4億人以上のPinterestユーザーがいるため、グローバルなアプローチが行えるでしょう。

弊社ホームページでは、動画に関するさまざまな資料をご用意しております。そのなかでも、縦型動画広告の配信先として、「YouTube」「Instagram」「TikTok」の基礎知識に関する資料もありますので、気になる人は以下をご確認ください。

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成果アップにつながる縦型動画広告の作り方

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縦型動画広告は、幅広いユーザーへのアプローチに有効ですが、ポイントを理解したうえで導入しなければ十分な成果は得られないでしょう。

成果アップにつながる縦型動画広告の作り方として、次のポイント4つを押さえておくことが大切です。

冒頭で視聴者の心を掴む

縦型動画広告は、冒頭で視聴者の心を掴むことが大切です。SNS上で縦型動画広告を配信する場合、一般ユーザーの動画に挟まれて表示されます。インパクトの強い動画が並ぶなかで、最初の数秒で視聴者の心を掴めなければ、視聴されずにスルーされてしまうでしょう。

そのため、冒頭でインパクトや意外性のある内容を盛り込み、「続きが気になる」と思わせることが求められます。最初の数秒で視聴者に強い印象を与えられれば、最後まで視聴してもらえる可能性が高まります。

動画の尺を短くする

縦型動画広告の尺は、できる限り短くするとよいでしょう。縦型動画広告を配信できるプラットフォームの多くでは、動画時間の上限が短く設定されています。例えば、TikTokでは60秒までの動画広告でなければ配信できません。

また、若年層ユーザーが多いSNSでは、長時間の動画は受け入れられにくい傾向があります。そのため、伝えたいメッセージを絞り、長くても1分程度に収めることをおすすめします。

ミュート状態でも魅力が伝わる内容にする

縦型動画広告の内容は、ミュート(音声停止)状態でも魅力が伝わるものにしましょう。

通勤中や通学中の電車内で動画を視聴する人は多く存在します。音声があることを前提とした内容にすると、ミュート状態で動画を視聴する人に魅力が伝わらないでしょう。

そのため、音声がないミュート状態でも魅力を伝えることを意識して動画を制作する必要があります。例えば、伝えたいメッセージをテロップとして画面上に表示することが効果的です。ミュート状態でも魅力が伝わる動画であれば、より幅広いユーザーにアプローチできます。

動画制作に不安があればプロの力を借りる

縦型動画広告を配信するには、当然ながら動画の制作が欠かせません。しかし、動画の制作には企画や構成、撮影、編集といった多くのプロセスがあります。これらには高い専門知識・スキルが要求されるため、内製化することは容易ではありません。

動画制作に不安がある場合は、プロの力を借りるのが確実です。制作実績の豊富な動画制作会社であれば、企画から制作後の運用まで幅広くサポートを受けられます。

縦型動画広告を取り入れて企業成長につなげよう

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縦型動画広告では、スマートフォンで視聴する場合に表示される画面サイズが大きくなるため、「TikTok」や「Instagram」といったSNSユーザーへのアプローチが有利になります。

また、スマートフォンを傾ける必要がないため、ユーザーに与えるストレスが少なく、視聴完了率アップも期待できるでしょう。

昨今では、さまざまなプラットフォームで縦型動画広告の配信が可能です。プラットフォームごとにユーザー層や動画形式が異なるため、自社の方針に合ったものを選びましょう。

高品質な動画広告を制作したい場合は、6,000本以上の制作実績を持つ弊社プルークスにご相談してみてはいかがでしょうか。動画の企画から制作後の運用まで一貫したサポートを提供しています。動画制作に不安があれば、お気軽にお問い合わせください。

縦型動画広告に関してよくあるQ&A

ここからは、縦型動画広告に関してよくある質問についてQ&A形式で紹介します。

Q. 縦型動画広告を活用するメリットは何ですか?

A. 縦型動画広告を活用するメリットは、主に以下の3つです。

  • 動画の表示サイズが大きくなる
  • SNS上での配信で有利になる
  • 最後まで視聴してもらえる可能性が上がる

Q. 縦型動画広告はどのプラットフォームで配信できますか?

A. 縦型動画広告の代表的な配信先である以下の5つがおすすめです。それぞれユーザー層や動画形式が異なるため、自社の方針に合わせて適切な配信先を選びましょう。

  • YouTubeショート
  • TikTok
  • Instagram(リール/ストーリーズ)
  • LINE VOOM
  • Pinterest Ads(Pinterest アド)

Q. 成果アップにつながる縦型動画広告を作るためのポイントは何ですか?

A. 縦型動画広告を成果アップにつなげるために、以下の4つのポイントを押さえましょう。

  • 冒頭で視聴者の心を掴む
  • 動画の尺を短くする
  • ミュート状態でも魅力が伝わる内容にする
  • 動画制作に不安があればプロの力を借りる

この記事の監修者

監修者
松浦 寛之(まつうら のぶゆき)
株式会社プルークス 代表取締役社長 大学卒業後、NTTデータに入社し出向先のベンチャー企業でマネジメントを経験。2012年よりジュピターテレコム(現JCOM)において、メディア事業の戦略策定、新規事業開発に従事。メディア・エンターテインメント市場が変化するなか、動画マーケテイング領域に可能性を見出し、2018年4月にプルークスに参画。2020年7月からは代表取締役社長に就任。商品やサービスのプロモーションにとどまらず、インナーブランディング、採用、IRまで企業の経営課題の解決を動画の側面から支援している。
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