<動画制作前>新卒採用の母集団形成を動画制作と配信でお手伝い
PROOX:広報を担当する行場さんと人事採用のマネジメントを行う平田さんにお話をお伺いします。今回の動画を作るきっかけについて教えていただけますか。
行場さん:私は普段ウェブサイトの更新やリスティング広告の運用管理を担当しながら、「他の部署に対して何ができるか」を考えて仕事をしています。そんな中「新卒採用」に対してもっとアプローチできるのではないか、ひいては全社貢献につながるのではないか、そう思ったのが今回のきっかけです。
平田さん:本社が大阪にある高松建設は関西圏での認知度は高いのですが首都圏はそれほど高くありません。よって、新卒採用においてエントリー数増加のため、首都圏の学生からの認知度をあげたいという課題がありました。これまでは学校を訪問したり、採用サイトへの露出を強化するなど対策を打ってきましたが、より母数を上げていくこと、コロナウイルスによる影響等を鑑みてオンライン上で新しい取り組みを行うことになりました。
行場さん:学生をターゲットにしたアプローチを行うため、ターゲット層が接触する機会の多いSNSやYouTubeでの広告掲載を考えました。しかし当社は就活生向けのSNSアカウントを持っていないため、アカウントの新設から管理まで工数がかかるという懸念がありました。またSNS投稿はどちらかというと顕在層向けのアプローチになりますが、今回は潜在ターゲットに向けた認知施策になるので、YouTubeで動画を使ったプロモーションを行うことに決めました。
左から人事担当の平田さん、広報担当の行場さん
PROOX:動画の制作から配信までご検討されておりましたが、プルークスに依頼した決め手は何でしたか。
行場さん:動画制作に携わるのは初めてなので、最初に制作の目的やターゲットを整理する必要があると考えました。動画に関する資料を調べる中でプルークスの記事を拝見し、その後ウェブサイトを訪問して新卒採用の実績が豊富にあることを知り、お声がけしました。他にも数社お声がけをした中で結果プルークスに決めた理由は「企画に対する納得感と体制への信頼感」です。
平田さん:企画に対する納得感については、提案時いただいた企画の絵コンテを実際の内定者たちに見てもらいました。全企業計7つの絵コンテの中から1番良いと思うものを聞いた時に、最多票を獲得したのがプルークスの企画で、こちらで進めることになりました。実は私たちが良いと思った企画はプルークスの別の企画案だったのですが、実際に動画を観るターゲットの生の声を最優先し、決定しました。
行場さん:プルークスは制作から配信までワンストップで行える体制が整っていて、配信のレポーティングも他社と比べて丁寧という印象がありました。一連の動画プロジェクトに並走してくれる姿勢がとても信頼できると感じました。
PROOX:ありがとうございます。動画に乗せた思いをターゲットに届ける所までサポートする、動画を作って終わりにしない体制は弊社の強みとするところです。
画像手前が弊社の配信担当(左)と営業担当(右)。ワンストップ体制です!
実際の社員と現場を撮影し“極限のリアル”を再現
PROOX:実際に制作した動画のポイントを教えてください。
平田さん:前述した通り、内定者からの評価が一番高かった企画を採用しています。彼らの意見から感情に訴えかけるようなエモーショナルな演出が響くことが分かりました。そこで「印象に残ること」「最後まで見てもらえること」に重点を置いたストーリーと演出にこだわりました。採用動画なので、会社の雰囲気が伝わるよう実際に社員が出演し実際の現場で撮影しています。当社の「極限のリアル」を表現した映像になっています。
行場さん:現場の作業を止めないよう、撮影時のスケジュール調整は苦労しました。初めての動画制作でしたが、プルークスの担当者にサポートしてもらいながら進めることができ、やりづらさはなかったです。
PROOX:行場さんやご出演いただいた社員さん含め、現場の皆さんのご協力があってこその作品だと思います。「全員一丸となって作っていく」という高松建設の社風が伝わる映像になったのではないでしょうか。
<動画制作後>認知の向上だけでなく顕在層へのアプローチも実現
PROOX:制作した動画の成果を教えていただけますか。
行場さん:当社では定期的に認知度を図るアンケート調査を行なっています。今回の動画を配信した後行なったアンケートで、首都圏の20代からの認知度が上がったという結果がでました。
平田さん:採用面ではコロナウイルスやオンライン推進等の環境要因が多い為、数値による単純な比較は難しいですが、エントリーは昨対比約150%を達成しました。また、面接の場で「動画を見た」と言ってくれた学生がいて、動画が与えた良い影響はあったと思います。エントリー後にYouTubeで当社の動画を見ることで、応募者のモチベーションが上がった結果、志望度上昇にも寄与しており、採用における潜在層だけでなく顕在層へのアプローチも叶いました。想定していなかった効果なので嬉しく思います。
採用説明会で動画を流した後に「実際の社員と現場を撮影してるんだよ」と伝えると良い意味で驚いてもらえます。「この会社楽しそう」という期待感や信頼感の醸成にも繋がっていると感じています。
PROOX:今後の動画活用計画を教えてください。
平田さん:今回制作した動画は、採用フェーズにおける潜在層から顕在層に向けて幅広く使えることが分かったので、今後も活用していきたいです。23年卒の母集団形成に向け、配信の方も去年と引き続きプルークスとやっていく予定です。
行場さん:今後も他部署に目を向けて改善できる部分に着手していきたいと思っています。営業ツールとして使える動画があれば業務効率化に繋がると考えているので、これから検討していきたいですね。
PROOX:終始和やかな雰囲気の中でインタビューにご対応いただいた行場さん、平田さん。お二人の様子と制作時のエピソードを聞きながら、親身で温かい社風が伝わりました。本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
最後に高松建設のお二人とプルークスの担当チームで写真を撮影させていただきました!