株主総会での動画活用トレンドがきっかけ
-今回、株主総会に動画を活用しようと思われたきっかけをお聞かせください。
上場企業の中で、株主総会で動画を活用する企業が増えているというのが、検討し始めたきっかけです。
グッドコムアセットとして、株主の方々を招いた株主総会は今回が初めてでした。上場のタイミングでの重要な会でもあり、よりわかりやすく事業報告する必要がありました。そうなったときに、動画で内容をビジュアル化することで株主の方々の理解度を深めることができると考えたのです。また、通常は議長が報告事項を読み上げるのですが、動画にすれば誤って伝えるリスクもないですし、議長の負担も減らせるというメリットも大きかったですね。
-制作の際のこだわりはありましたか。
クオリティー面にはこだわりました。
動画でないと伝わりづらい部分がありますし、より一層良いものを制作したいと考えていたので、制作会社ごとの事例や実績などは重視しましたね。
-プルークスを選んだ理由はなんだったのでしょうか。
動画を専門にしているので、株主総会やイベントなどをフルパッケージで企画してくれる企業と比べてクオリティー面で安心ができたからです。
実際の動画制作時に修正作業が何度か発生してしまったのですが、そちらもしっかり対応してもらえたので満足しております。また、ちょうど株主総会用の動画制作を検討していたタイミングでプランナーの方からお電話をいただいたので、ご縁も感じました。
株主の注目を集める動画制作に成功、次回以降の改善点も
-実際に株主総会で上映した際の反響はいかがでしたか。
株主の方々もしっかり見てくださり、理解度を深めることができたと感じています。
当日は、90名ほどの株主の方々にご参加いただけたのですが、年齢層も幅広く男女ともいらっしゃいました。若い女性の方がいらっしゃるのは株主総会では珍しいのですが、当社のマンションをご購入いただいている方の世代と近しい部分があったのではないかと思います。議長である社長の負担も軽減できましたし、とてもよかったです。
-今後の動画活用の計画などありましたら教えてください。
次回の株主総会でも、動画は活用したいですね。
今回は株主総会後の社員向け事業報告会でも制作した動画を上映したのですが、自社の売上の伸びなどを改めて全社員で確認でき、とても良い機会となりました。また、新卒採用で学生の方に当社の方向性を伝える際にも一部活用しています。
-次回以降も活用したいとのことですが、気をつけたい点はございますか。
スケジュールの組み方の再検討と内容のブラッシュアップはしていくつもりです。
今回は初めての動画制作だったため、動画の社内確認期間や、修正のやりとりをする期間など想定できなかった部分もありました。今回の経験を活かして、次回はより一層スケジュール管理を改善したいです。
また、業績に応じて動画の内容や伝え方も大きく変わってくるので、さらに良い動画を制作していきたいですね。