展示会での集客施策として動画を選んだ
ー まずは「BtoBプラットフォーム 請求書」のサービス概要について教えてください。
当社では、未だにペーパーレスが進んでいないBtoBの企業間のやりとりを電子データ化するプラットフォームサービスを7つ展開しています。
その中でも今回動画を制作した「BtoBプラットフォーム 請求書」は、請求書業務をIT化し、請求書の受取・発行、双方の請求業務の時短、コスト削減、ペーパーレスによるECOを実現するサービスです。2015年のサービス提供開始以降4年で30万社以上の企業様にご利用いただいており、当社としても注力しています。
ー 貴社ではエントランスでも動画を流したりと、とても活発に動画活用をしていらっしゃる印象です。今回どのようなきっかけで動画制作を検討されたのですか。
今回は展示会「会計財務EXPO」出展のために動画を制作しました。これまで制作した動画は各種サービスの説明がメインでしたが、展示会で活用するためにはもっとアイキャッチ力のあるものが必要だと考えました。来場者が見て短時間でサービスの魅力がわかり、足を止めるきっかけにしたいという目的です。
ー アイキャッチ力のある動画というお話がありましたが、どういう構成にされたのでしょうか。
視聴者層として経理部のミドルポジションの方々を想定していたので、その方々が困っていることをアニメーションでテンポ良く表現しました。経理部の方々からは、月末月初に業務が偏りメンバーにどれだけ工数がかかって作業をしているのか把握しづらいという課題が多く挙げられています。その点を冒頭で表現し、視聴者の自分ごと化を促す構成をプルークスのプランナーに提案してもらいました。
ー 展示会ではこれまで動画以外にどういった施策を行われてきましたか。
チラシなどでのアプローチが多かったです。また、ブース内でデモ体験ができるようPCを設置したり、目立つ集客施策としてはブース内でセミナーを開催し、聴講いただいた後にアンケートに回答をお願いしたりしていました。
今回はそこに動画が加わったので、相乗効果が出てより一層活発に集客することができ興味を持っていただけたと思っています。
動画制作に関わる社内外メンバーとの意見のすり合わせが重要
ー 動画制作のパートナーとしてプルークスを選ばれたのはなぜですか。
お声がけした時点ではBtoBの動画制作実績が多かったのが心強かったです。また、プルークスのプランナーのサービス理解がとても早かったですね。
制作段階でいうと、色々と無理難題もお願いしたこともあったのですがレスポンス早く対応いただけたこともとてもありがたかったです。
ー 今回の動画制作を通じて苦労したポイントはありますか。
社内で動画制作に関わるメンバーが多かったので、意見を要約するのがとても難しかったです。動画の制作段階で字コンテ・絵コンテを出していただけたのですが、そこからイメージしている動画がそれぞれの関係者の中で違っていたり…。
とは言っても動画の視聴者として想定していた経理部門の方々と日々接しているのは現場を知っている営業メンバーたちなので、しっかりと時間をとって出てきた意見をどう取り入れるかを何度も擦り合わせたことが成功の要因だったと思います。
ー インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。