複数サービスを網羅して紹介するために動画を制作
今回動画を制作した国際事業部について教えてください。
皆様にとってNTTドコモは、携帯電話販売をはじめとした国内コンシューマー向けのサービスを展開している会社というイメージが強いと思います。
その中で私たちの国際事業部は、海外に関連するさまざまな事業やサービスを展開しています。
例えば、海外でも普段お使いの携帯電話をそのまま使用できる仕組みを展開したり、海外の通信事業者と提携し協力関係を築くことで法人の海外進出をサポートしたりしています。
動画制作のきっかけは何でしょうか。
『DOCOMO OpenHouse 2020』という自社開催の展示会で、このような国際事業部のサービスを網羅してお伝えしたいと思ったことがきっかけです。
この展示会はコンシューマー・学生・法人のお客様といろんな方が来場されるので、興味を持っていただけるサービスも異なっており、それを一貫性を持って表現できるのは動画だと判断しました。
展示会では、動画以外にどのような工夫をおこないましたか。
展示スペース全体を活用し、海外の雰囲気を演出しました。
ヤシの木を飾ったり、ハワイに実際にあるコーヒーショップにも出店してもらい海外でdポイントを利用するような体験もしていただいたんです。講演スペースでは制作した動画を上映することで、実際に展示スペースで自分が体験しているものが私たちのサービスであるという認識を持ってもらうようにしました。
制作前から一連の流れをイメージ
こういった動画を制作するのは初めてとのことでしたが、どのように検討を始めましたか。
まずどのような動画制作会社があるかを知るために、比較サイトなどでいろいろと調べました。各社のサイトを見て、プルークスを含め合計3社にお声がけしました。
その中でプルークスは、オリエンテーションの際にお伝えしたこちらの要望を提案時には視覚的に表現してくれ、『そうそう、こういう感じの動画を作りたいんですよ』とお話を進めることができました。また、価格とデザイン・納期のバランスや、担当者とのコミュニケーションがスムーズで連絡を密に返してくれた点も、動画制作をお願いした決め手です。
複数サービスを1本の動画で表現していますが、進め方で気をつけた点はありますか。
あまりいろんな人を巻き込みすぎないようにしました。
今回動画の中で紹介しているサービスは、それぞれ担当部署も違いますし、対象となる方もコンシューマーから企業までさまざまです。しかし、あまりいろんな部署の方を巻き込みすぎると主観が混ざり、動画に一貫性がなくなってしまうと思いました。
そのため、最初に一連の動画の流れをきちんとイメージした上で、プロジェクトメンバーだけで進めていく形をとりました。
制作の中での反省点や、次回気をつけたいことはありますか。
ほぼ1ヶ月での制作だったので、スケジュール感は少しタイトでした。
また、今回は動画素材も活用しているのですが、予算の関係で最初に選べるものが少なかったのは反省点でもあります。イメージ通りになったのでよかったのですが、次回は撮影をおこなったり豊富な映像素材からより良いものを選ぶことができればと思います。
幅広い事業展開が視聴者にも伝わった
展示会での反響はいかがでしたか。
ひとつのサービスに特化するのではなくさまざまなサービスを紹介していたので、当社が幅広くグローバル事業を手がけているということがわかりやすかったというお言葉をいただきました。デザイン性や動画に使用するBGMもとてもよかったです。映像自体の綺麗さも目を引く要因になりましたね。
今後は、動画はどのように活用していますか。
法人営業部が実施しているセミナーなどでも活用しています。
他の部署でも活用してもらえるよう、これから社内展開を進めていく予定です。