会社の魅力を「わかりやすく」伝える
-今回、採用インタビュー映像の制作を検討された背景をお聞かせください。
当社は、学校現場にテクノロジーを活用した新たな学びを支援する学習支援プラットフォームを提供しています。主に、宿題のパーソナライズ機能、Slackのようなコミュニケーションツール、そしてユニークなサードパーティアプリを配信するプラットフォームを提供しています。それらは、求職者の方々が学生だった頃の学びとは大きく異なることから、なかなか会社やサービスの良さを伝えにくいと感じていました。また、従来のエンジニア採用においては、エンジニア視点で技術的な側面を伝えることを重視していたのですが、もう少し違う視点から紹介したいと思っていました。そこで、今回は、どういう人がどのような気持ちでサービスを企画し、販売戦略を考え、売っているのかを伝えることで、当社の理念を伝えたいと考え、その部分にフォーカスして動画でわかりやすく紹介しようと決めました。
従来に比べて、動画を作るということ自体が、コスト面や制作期間面などのハードルも下がってきていますし、作成後も、FacebookをはじめとするSNS広告などで利用できるなど、活用できる場が広がっているというのも、決め手の一つでした。
-プルークスで制作してみていかがでしたか。
まずは、この短納期でこのクオリティの動画が仕上がることに感動しました。今回、動画としては長尺の5分の映像だったのですが、私たちが伝えたいエッセンスを凝縮して上手にまとめていただいたと思っています。
また、最初からカッチリと全てを決めきらず、プロジェクトを進めながら、柔軟に制作できたのも、ベンチャーである当社のスピード感にも一致していてとてもやりやすかったです。
-映像内でこだわったポイントはありますか。
制作当初は、社員のインタビュー内容をあらかじめこちらで用意することも考えていたのですが、あえてそれを実施しませんでした。実際撮影をしてみるとどの社員も普段通りに話をしてくれて、自然な姿を引き出せてよかったと思います。サービス企画、デザイナー、マーケティング、営業など、エンジニア以外のさまざまな立場の社員のインタビューを取り上げているのですが、当社が大切にしている理念や当社ならではのワンチーム感が伝わる動画になったのではと思います。
社内外からの理解を深めることにも成功
-今回の映像への反響はいかがでしたか。
公開1週間程度ですでに1.2万回ほど再生されていて、実際に動画を見た求職者の方からの問い合わせや応募も増えており、とても驚いています。最後まで入れるか迷ったテロップについても、Facebook広告に活用した場合、音を出さずに映像を見る人も多いようなので、入れてよかったと思っています。
また、社員にもとても好評でした。採用動画を撮影するのは初めてだったので、どういうものになるのかなかなか想像がつかなかったのですが、公開した際にみんな喜んでくれたのが嬉しかったです。
当社の代表も、社外の方から「Classiの事業と雰囲気がとても伝わる動画ですね」というお声をいただけたと言っていました。文章ではなく、動画だからこそ伝わる部分があるということを改めて認識しました。
-今後、制作した映像を活用方法について教えてください。
現在は、Wantedlyのエンジニア採用ページや、Facebook広告などに利用しています。
来月、Classi設立5周年の記念パーティーがありますので、そこでも是非今回作った映像を放映したいと思っています。創業からのストーリーや、実際にサービスを使っている先生や生徒たちからのメッセージも集めて一つの動画に再編集したいと考えています。
動画にすれば当日来られなかった人にも伝えられるので、あらためて社員が一致団結するきっかけにこの動画を利用していきたいと思っています。