従来とはターゲットが異なる新サービスプロモーションの一環に動画を制作。
-ご担当者様の普段の業務内容をお教えいただけますか。
サービスのマーケティングを担当しています。当社は、お客様の会社規模によって事業部が分かれており、私は20名〜100名規模の企業様を担当する部署におります。
-今回は、どういった経緯でプロモーションを始められたのでしょうか。
7月に新しくリリースしたfreeeプロフェッショナルプランのプロモーション施策の一環でした。当社は「経理・人事労務担当者の業務を効率化するソフトを提供している会社」というイメージが強いのですが、今回リリースした商品は、経営の意思決定に必要なデータを自動で分析・集約し、リアルタイムで出力できる経営管理ツール。「freeeが経営に役立つツールを提供している」というイメージを与えられるよう、認知施策として動画導入を検討し始めました。
-どういった基準で動画制作の依頼先を決定されましたか。
当社の商品はBtoBの無形商材でイメージがつきにくいため、まずはそういった制作実績があるかどうかを基準に依頼先を探しました。プルークスはBtoBの制作実績がHPに多く掲載されていたので、相性が良さそうだという印象を受けました。最終的には3社にご来社いただきご提案をいただきました。プルークスの企画は、今回ターゲットとする経営者層のペルソナを明確化させ、自分ごと化するための心理的分析からコミュニケーションキーワードを設定し認知を広めていくという提案で、3社の中で1番説得力があるものでした。最初のオリエンテーションでお話した内容からここまで企画に落とし込んでくださったことが、プルークスに決定した大きな決め手となりました。
※プルークスのサービス紹介動画制作実績はこちら
http://proox.co.jp/?cat%5B%5D=intro-service&s=
-実際の撮影はいかがでしたか。
撮影体制がしっかりしていると感じました。撮影現場に入った時の機材もそうですし、当日の進行や、動画に出ていただいたキャストさんにも安心感を持つことができましたね。また、動画の色合いについて特に要望を出していたわけではなかったのですが、こちらの意図を汲み取っていただき、少し青みがかった落ち着いたトーンにしていただけたのもありがたかったです。全体を通して、事前に大枠のイメージが共有できた状態で、目指す方向性を一致させて進めることができたと感じております。
-動画の制作段階で印象に残っていることはありますか。
担当プランナーとコミュニケーションを密に取れたのがよかったです。完成までの修正のやりとりなど、細かな情報共有を随時できないと良い動画はできないと思っていました。あまり制作期間を長く確保できなかったため、スケジュールに関して依頼前は少し不安でもあったのですが、納期に間に合わせるだけでなく想像以上のクオリティの動画が完成したことがよかったです。
また、当社の意見だけでなく動画のプロの意見もどんどん取り入れたいと考えていたため、随時ご提案をしてくださったのはありがたかったです。
定量・定性の両軸で効果を検証、
リードナーチャリングにも動画を活用。
-今回の動画の指標はどのように見られたのでしょうか。
認知拡大を目的としているので、動画の完全視聴完了率や資料請求の経路といった定量的データや、商談時に直接お客様に動画を視聴したかどうかを聞く、といった定性的データを指標としています。
定量・定性両面で効果測定することで、いろんな面から効果が見えてくると感じています。
-動画への反響はいかがでしたか。
主にFacebookで広告配信しておりますが、動画を完全視聴している方がとても多いという印象を受けています。特に実写版では「音声が流れなくても、思わず目に止めたくなる」というポイントを重視して制作していただいたので、効果が顕著に現れています。
また、実写動画を観たことをきっかけに他社から切り替え、弊社の認定アドバイザーに登録してくださった方もいるなど、早速動画の効果を実感しております。社内でも、「営業先でアニメーションの映像をそのまま活用したい」という声をもらったり、社長が自身のブログに動画を掲載したりと反響がありました。
-今後の動画活用について教えてください。
今回制作した動画の反響がよかったので、タクシー広告など経営者と接点を持てそうな他の面にも掲載できたらと思っています。また、メールに動画を添付して動画の再生率を測ることで、顧客フェーズを定義したり、サービスのランディングページに動画を埋め込むことでページをより理解しやすいものにしたりするなど、動画という資産をさまざまな場面で積極的に活用していきたいと考えております。